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2004年12月 アーカイブ

2004年12月02日

運転中の携帯、1カ月で県内摘発は206人

運転中の携帯、1カ月で県内摘発は206人(山形新聞)

摘発者206人という数字が、多いか少ないかは難しいところ。多いと見た人にとっては「自分も捕まるかもしれない」という風になるだろうけど、「たった206人」と思った人には効果がないよな。

大半が30歳台以下、受け電話というのも「やはり」と言った感じか。使用理由のレアケースにある「同乗者の携帯電話の画像を見た」という同乗者はいつまでも恨まれそう。「預金残高の確認」をしていた人は、まさかその預金が反則金で減るとは思ってなかったろうな。

> 地域別では村山76人、庄内74人、置賜51人と続き、最上は5人と極端に少なかった。
それはあれですか、最上の警察が甘いのか、ドライバーが優秀なのか。

ETC車載器に注文殺到-補助制度受け

ETC車載器に注文殺到-補助制度受け(山形新聞)

10月に、「ETC普及促進キャンペーンが始まります」ということで書いたが、記事によれば購入補助は8日で定員に達したらしい。
よくわからんのは、なんで11月のキャンペーンの話を今ごろになって山新が書いたのか。おまけにキャンペーンはすぐに予定に達しちゃったっていうのに。あれかな?今月中頃までの社会実験に最後のてこ入れかな。

道路公団によれば、県内のETC利用率は16%だとか。6台に1台しか7割引の感動を味わえていないのか。まあ、料金所での渋滞なんてたかが知れているから、よほど長距離で乗る人以外には旨味が実感しにくいところはあるんだけどね。

2004年12月03日

冬の栗子道路~安全に走るために~

国土交通省・福島河川国道事務所が作成した、なかなかの力作。
栗子峠を抜けるR13が冬期の間どのように保全されているかを訥々と語ってくれます。また、冬道を走る際のアドバイスが込められたビデオも。

冬でも県境道路が通行できるというのも当たり前になっているが、冬期に栗子峠を越えられるようになったのは、現在のルートになってからの30年ほど。除雪や凍結防止にあたっている人たちの努力もさることながら、ドライバーの不注意などで無駄にしないよう気をつけて運転しないとダメだね。

冬の栗子道路~安全に走るために~

山形道寒河江SAのスマートIC、12月20日から実験開始

寒河江SAに新設されるETC搭載車専用のスマートIC(正しくはそういう定義ではないらしいが)の開始日が、12月20日に設定された。
これによって、SA周辺はもとより、寒河江市西部や大江・朝日両町へのアクセスが向上することになるだろう。もっとも、そこに費用対効果があるのか、またこれまで高速道路へのアクセスが不充分であった地域の人間にとって、ETC搭載車限定となるスマートICの利用価値があるのか、そういった疑問が残る。

前回書いた内容も含めて、再度寒河江SAスマートICの概要について書いておこう。
・場所:山形道寒河江SA内
・期間:平成16年12月20日(月)~平成17年3月31日(木)
・時間:7時~20時(12/20のみ14時から)

詳しくは、協議会のホームページを参考にされたい。というか、いちばん興味のある「通行料金」が準備中ってどういうことだよ。

あと、素朴な疑問として、これ4月以降はゲートってどうなっちゃうの。

2004年12月10日

高速道路の「マイレージ割引」、受付スケジュールなどが決まる

来年4月スタートのマイレージ割引~お申込み受け付けのスケジュールが決まりました~(日本道路公団)

ということで、道路公団による新たな割引制度、「マイレージ割引」に関する今後のスケジュールが公表された。
上のリンク先がPDFファイルなので、かいつまんでここに書く。極端に書けば、「要するに、飛行機会社のマイレージETC版」ということなのだが、私を含めて「飛行機なんて年に何回乗るんだよ」状態な人が多い山形県民。もう少し砕いてみることにしよう。

要するに、
・ETC車を対象とした、ポイント付与&還元制度
・ETCカードごとに、利用料金に応じてポイント(料金50円あたり1ポイント)が付与
・貯まったポイントに応じた金額が還元される(正しくはETCカードの決裁金額から引かれる)
・ただし、ポイントの有効期限は翌年度の3月31日までの最大2年間
・ETC前割の前払金には適用されない
という内容。これが17年4月1日から登録&実施されるという話。

ぶっちゃけた話、気になるポイントは次の3つだろう
(1)どうやって申し込むのか
(2)どのくらい割引があるのか・どうやって割引になるのか
(3)他に特典はないのか
他にも気になる人は、最寄の公団の事務所か仙台のハイウェイガイドにお電話を。まあ、コメントに書いてもらって私が聞いてもいいんだけどさ。

さあ、非公式ポイント解説に行ってみよう。
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(1)どうやって申し込むのか

方法は2つ。郵送かネット上での申し込みか。
郵送の場合、2005年3月25日から受付が開始される。ただし、3月中に送ってもサービスの適用は早くても4月1日から。具体的な書類や郵送先、どのタイミングから適用されるのかなどについては未定。
ネット上での申し込みは2005年の4月1日から。具体的なURLや、どのタイミングから適用されるのかなどについては未定。当初はサーバの混雑が予想されることから、5月31日までに登録した人には遡りの経過措置が取られる。つまり、サービス開始の4月1日以前にカードを持っている人の場合、4月1日の使用分からポイントが加算される。それ以降にカードを取得した人は、カード利用開始日からポイントが加算される。
ということ。まあ今回はスケジュールだけなので、続報を待つしかない。ネットでの申し込みがサービス開始日以降というのは不親切極まりない。5月いっぱいまで経過措置を取るくらいなら3月1日~4月1日とかにすればいいのに。しかも「混雑が予想されるため」という理由がいかにも取ってつけたようだし。

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(2)どのくらい割引があるのか・どうやって割引になるのか

基本的には従来のハイウェイカードと同じ割引率になる。
これを高いと見るか安いと見るかはお任せ。最大2年間の有効期間というのは先にも書いたけど、どうやって還元の手続きを取るのかというのは、まだオープンになっていない。サービスとして、1,000P(5万円利用)貯まったら自動的に8,000円還元させることも可能らしい。

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(3)他に特典はないのか

例えば、このポイントを使ってSAPAの売店で何かできないか、他のクレジット決裁に使えないのか、いくらでも妄想は膨らむが、現時点でそういった情報はない。
付け加えるならば「今はETC付けてないけど、マイレージサービスが始まるなら買ってみるか」という人向けの特典がある。

今後来年の3月31日までにETCを設置し(2004年8月10日以降にETCを設置した人も含む)、しかも他のキャンペーンによる特典を受けていない人は、4月1日~4月30日の間にマイレージ割引の申し込みをすると、先着100万台(郵送登録5万台+ネット登録95万台)に5,000円分還元してくれるそうだ。100万台というのは多いな。個人的には、先着50万台に1万円割引の方が食いつきがよさそうな気がするけど。
ここでのポイントは3つ。3月までにETCをつけること。さっさとマイレージ割引の登録をすること。100万1台目になっても泣かないこと。

とまあ、無駄に長く書いたのだけど、いかんせん私が書いて間違っていても責任が取りきれないので、いちばん上のURLやきちんとしたところで情報を仕入れることをおすすめします。

昨冬にくらべ大幅増~公務員に冬のボーナス

昨冬にくらべ大幅増~公務員に冬のボーナス(山形新聞)

というわけで、道路にも地域の話題にも関係ないのだけど、いつもネタ元や問い合わせ先として活用させてもらっている知り合いの県職員にたかってみた。記事によれば昨冬比13.66%増だもんな、と思いきや、あっさり蹴られた。このご時世、どこも財布の紐は固いね。

13.66%増とは言うものの、単純には比べられないらしい。というのも、昨年は人事院勧告による給与減の調整を冬のボーナスで一括して行ったため、実際の支給額は減額分×8か月分が引かれたものになっていたというもの。また、夏冬のボーナスの配分比を変えたこともあり、一見して冬が増額になっているが、トータルで見るとそうではないらしい。

とはいえ、地方公務員平均が64.9万円(平均年齢35.7歳)というのも、山形県職員(教職員なども含めるため単純比較は難しい)平均が95.2万円(同43.1歳)というのも、普通に考えて恵まれているよな。人数だけ考えれば県内最大の企業と言えなくもないし、そう考えれば1%程度納得できるのだけど。いや、それ以前にその人数もどうにかしろよ。

2004年12月14日

米沢南陽道路でクレジットカードが使えるようになるらしい

「らしい」と書いたのは、新聞などを見る限り記事になっていないから。
又聞きの情報なので、あくまで「らしい」ということで。

新たに使えるようになるのは、クレジットカードの他、ETCカード(ただしETCレーン設置ではないので、一旦停止してETCカードで払うということ)、別納制度のカード。
「今さらですか?」という感じもするが、これで利用者は増えるのかな。確かに中田交差点から高畠にかけての13号線は決して広くないので、別納制度を使っている大型車が米沢南陽道路にまわってくれると、13号線利用者にとっても好都合かも。
回数券の廃止に向けての布石じゃないよな、とも邪推できる。全国的に見ても回数券の廃止の流れはあるし。

いつにも増して未確認情報なのですいません。

2004年12月15日

「がんばってます!庄内」中越地震の影響を受けた庄内地方がPR

庄内にどうぞ… 仙台駅で観光キャンペーン(山形新聞)
庄内と首都圏結ぶ高速バス、20日から1カ月運行--庄内交通 /山形(毎日新聞)

中越地震で庄内地方がダメージを受けている。と書くと、なにやら被災者の方々に怒られそうな気がしてくる。改めて、庄内地方がどの地域とつながっているか、を考えさせられる話だ。
特に、関東から庄内平野に行くには、恐らく今でも東京-新潟-庄内というのがメインルートになっているだろう。地震によって上越新幹線が不通になってから、庄内空港の利用率が上がったという話もないし。仙台でPRというのは、首都圏に代わる客層発掘なのか、あるいは手近な100万人都市を舞台に選んだだけなのか。仙台から酒田だとゆうに3時間近くかかるもの、売りがないと厳しいと思う。

バスにしても、年内には新幹線も復旧するという話だし、1月20日までという期間限定でどこまで勝負できるかは怪しいところ。それにしても、8時半に出て17時40分に着くというのは、もはや一日丸々潰れてしまうね。夜行はないんですか。そうですか。酒田からだと大人片道7,370円、往復13,170円。鶴岡からは7,040円と12,570円。

2004年12月16日

暖冬で外出者増&漫然運転 2週間で死亡事故10件 県警が警鐘

2週間で交通死亡事故10件 県警が警鐘「外出者多く、漫然運転も」 /山形(毎日新聞)

例年なら雪が積もってもおかしくないこの時期。11月下旬から12月上旬にかけて、昨年を上回るペースで死亡事故が発生しているという。暖冬の影響で、この時期になっても歩行者が減らず、運転する側も温暖な気候で緩みがちということらしい。

確かに記事を見ると、事故といっても昨年と傾向が異なっているのは読み取れる。冬の事故は怖い、というのは誰もが知っていることだけれど、暖かい冬は暖かい冬で怖い事故を連れてくるらしい。

2004年12月17日

市町村別の飲酒運転摘発、ワースト1は山辺・優秀なのは三川

市町村別の飲酒運転摘発、ワースト1は山辺(山形新聞)
今年1月から10月末までに、飲酒運転で摘発された人数をもとに、「免許持ち1万人あたりの摘発者数」をランキング形式で発表した。それによると、ワースト3は
・42位:山形市(20.5人)
・43位:真室川町(21.8人)
・44位:山辺町(20.5人)
だって。ちなみに県平均は14.84人。多いのか少ないのかわからないけど。

逆に優秀なのは
・1位:三川町(3.9人)
・2位:温海町(5.1人)
・3位:鮭川村(8.8人)
記事に一覧表が載っているけど、これは結構面白い。傾向が見えそうでさっぱり見えないのがいい。昨年ワースト1だった中山町がワースト4位に改善した代わりに、ワースト2だった山辺町が逆転。村山のあたりは飲酒運転の恐ろしさが浸透していないのかな。代行業がいちばん多そうな気がするけどなあ。真室川が悪いというのも不思議。新庄(12.4人)や金山(11.9人)は平均以下なんだけど。

逆に庄内南部は優秀ですね。櫛引がなぜか19.8人というのを除けば、三川・温海の他にも鶴岡(9.6人)、朝日村(11.0人)など。理由?飲酒運転に対する意識の問題なのか、飲んだ人間に対する周りの環境の違いなのか、わからないけど。温海町で飲酒運転したら、摘発される前に海に飛び込みそうな気がするなあ。

なお、記事によれば、摘発者の4割が20代で、また4割の人が週末に捕まっていて、サービス業の人が1/3強を占めていたそうです。何か忘年会の話の種に使えそうです。当然、飲んだ後は運転しないように。

12月20日から寒河江SAでスマートIC実験開始、2005年3月31日まで

20日から寒河江SAでスマートIC実験(山形新聞)

以前も書いたが、山形道の寒河江SAに設置されるスマートICが、20日から稼動する。「実験」ということで、稼動時間や期間が限られているが、その利用状況によってその後どうするか決めるらしい。なるほど、利用者数が少なければそこでおしまいか。これ、投資額にしたってけっこうあると思うんだけどな。
地元にしても、単にICを作って終わりではなくて、そこを使いやすくする方法を何か考えてください。いまのところ、左沢に行く時ぐらいしか使いそうにないです。

記事によれば、「通常のICと違い、通過する際はゲートが開くまで一時停止しなければならず」とある。おいおい、それっていつもETCを使っている人間からすれば脅威な話だぞ。写真を見る限り、普通のICにあるようなごついゲートではないので、それが原因なのか?何も考えないである程度のスピードで通過しようとすると、踏切みたいなバーに激突しかねない。どうかみなさん、頭の隅に置いておいて下さい。そのうち利用してまた書きます。

2004年12月20日

年の瀬に、閉鎖の危機

際りなく個人の事情ですが、突然このサイトに閉鎖の危機がやってきました。
会社の偉い人とのさりげない会話で、1月半ばくらいを目途に東京への転勤を打診されました。うちの会社でも数少ない「非東北」な職場で、言うなれば貧乏くじにも近いところがあります。どうしよう。

東京にいるのに、「やまがたあんな道、こんな街」というのは書けません。まあ、もともとここは適当に書いているので、今さらやめても誰も困らないと思いますが。HNも、「東京にいるのにYamagataさん」というのは不自然なので、それもどうしようか考えています。もともと、カミさんのHNをパクったものだし、それにしたって「カミさんの姓の前半部分(Yama)と、カミさんの母親の旧姓の後半部分(gata)」が由来なので、「山形に住んでいるからYamagataではない」と言ってしまえばいいのだけど。

ここをどうするか、なんていうことより生活をどうするかというのを必死になって考えないといけないのだけど。

事故多発地帯をカラー舗装 ~ 「デンジャー・ゾーン」を設定へ

事故多発地帯をカラー舗装-県内で導入検討(山形新聞)

記事より
> 県内で交通事故が多発している地点の周辺道路をカラー舗装し、
> ドライバーの注意を促して事故防止を図る「デンジャーゾーン(危険地帯)舗装」(仮称)の
> 導入を目指し、
笑った。まず「デンジャーゾーン」という名前に笑う。イラクのスンニ・トライアングルような危険地帯を思い浮かべたのは私だけだろうか。そうだろうな。

さて、残念なことに、抜本的な対策を講じることが難しく(それは、金銭的な理由もあるだろうし、空間的な理由もあるが)、事故が多発するポイントというのは、けっこう多くある。中には、警察署がそういった場所を地図に落とし配布している例や、立て看板などで注意を促しているところもある。
しかし多くのドライバーにとっては、「そこを通過するのは一瞬」という考えや、初めて通る車もある。

そういったエリアに、カラー舗装という目に見える形で警告するのは、面白い試みだと思う。ドライバーがやがてそれになれてしまうのではないかという不安と、雪はどうするんだという問題は残るのだけど。

2004年12月24日

ETC車載器をお手ごろ価格でリース 国交省が05年度から

ETC車載器安価でリース 国交省05年度から新制度(共同通信)

記事によれば、現在、購入から取り付けやセットアップまで1万8,000円ほどかかるので、利用率が伸びていない、という。つまり初期費用を押さえれば利用率が上がるのではないか、とお役人さんたちは考えたということか。

具体的に書くと、
・利用者は、取り付け費用+月額数百円程度のリース料で、トータルの支出は1万3,000円程度
・支払いは、ETCカードのクレジットカードから引き落とし
・リース期間は最長3年間で、利用者が期間を選べる
・もちろん、リースが終わったら(つまり一定額を払いきれば)利用者のものになる
・2005年度の早い時期に受付開始、100万台程度を予定
という

要するに、これまで1万8,000円出してきた人はどうすればいいんですか、と。というくらいお得感のある画期的なサービスですね。もうお役所さんはなりふり構わずだ。
だけど、やっぱりあの小さな箱を得るために2万円近い金額を払うのは抵抗があるし、ETCでの割引も面倒くささも手伝ってそれほど浸透していない。ETCをつけるハードルを下げることより、サービスの充実させること&サービスの広報をしっかりやることをしっかりやってほしいと思う。あとは、こういうサービスを積極的に導入することかな。車載器のリースなんていうのは、前々から出ていた話でしょ。

回数券の販売・利用停止と、マイレージポイント2倍のお知らせ

高速道路の回数券の販売停止を早めます(日本道路公団)

偽造回数券問題が、ここにきて急加速だ。しかし都会の偽造回数券というのは、金額もド派手だね。億単位の偽造って、紙幣だったら大事件だぞ。

さて、回数券について山形県内に限って見ていくと、東北中央道や庄内山形道の回数券は既に打ち切りが決まっているので、影響はない。ところが、一般有料道路の米沢南陽道路については、利用率も高く、何しろ私も数枚残っているので死活問題だ。上の発表をもとに、スケジュールをまとめてみる。

・2005年3月31日:販売停止
→ただし、いちおう「利用による代わりの割引サービスを早急に整えたうえで」という条件つき
・時期や場所、方法は未定:現金への払い戻し
・時期未定:利用停止

という流れか。まとまってないな。つまりどういうことかというと、
・回数券の廃止によって、なんの罪もない優良ドライバーはとばっちりを食う。
・それではよくないので、代わりの割引方法はないかと考えると、やっぱりETCだろう。
・でも、米沢南陽道路って離れ小島な有料道路だし、ETCもようやくカードが使えるようになる(12月27日から)くらいだから、利用者ってほとんどETCつけてないよね。
・だから払い戻しの期間や利用停止の時期は、ちょっと考えないと。
という感じだろうか。実際、日本道路公団の米沢南陽道路営業所に聞いてみたところ、現段階では、具体的な利用停止時期は決まっていないとのこと。

さて、続いてマイレージのポイント2倍のお知らせ。
今回の回数券廃止に伴う変化や、既にETCを載せているユーザへの配慮から、2005年4月開始予定のマイレージサービスについて、民営化(2005年10月予定)までの間、ポイントを2倍にすることを決めた。
つまり、当初予定していた50円につき1ポイントというのを50円で2ポイントというわけ。

マイレージが加算されない米南道路はどうなるのか、というと、上の発表によれば「ETC利用による代わりの割引サービスを早急に整えるよう検討してまいります。」とのこと。何か釈然としないなあ。

~冬のアナタ~ 月山志津温泉の冬源郷パック

月山志津温泉 冬源郷パック

世の中、ヨン様で沸いた1年。便乗商法は数あれど、さすがに山形県内の企業は乗らないだろうと思ったら、最後の最後で面白いプランが飛び出した。涙を誘う雪の中のストーリーといえば「おしん」だろ、な県だと思っていたのだが。

西川町の月山志津温泉の中で、この冬に実施する「冬源郷パック」の宿泊者を対象に、名前(苗字ではなく名前)に「冬」・「源」・「郷」とつく人は無料というサービスを行うという。ここまでだと冬ソナはあまり関係ないような気がするが、「(お名前が)冬(・源・郷)のアナタ、無料です」という(カッコ内は小さな文字)東スポ顔負けの見出しを使うあたり、相当気合が入っている。

また、内容欄にある「ぽかぽかの「他人(ヨソ)様鍋」を囲んでにっこり!」というのも非常に気になる。なんだよ、読み仮名に「ヨソ」って。2ちゃんねるかよ。しかも、何の鍋なのかいまいちわからないミステリアスな響きだ。「豚と卵で他人丼」のような話か。気になるな。誰か名前にこの3文字がついている人は行ってみてください。

行ってみてください。と書いておいて思ったんだが、この3文字が名前にある人ってそうそういないだろ。会社の偉い人に「源太郎さん」はいるが、正直一緒に行きたくはない。8,800円なんだから普通に行けってことか。

というわけで、冬ソナを狙っているように見せておいて、その実冬ソナをまったく意識させない宿泊プランという、実に狡猾なこちらのパック。ゆったりとした温泉なので、ぜひどうぞ。

三川バイパス効果大 鶴岡-酒田間 冬期で30分短縮 開通1年調査

三川バイパス効果大 鶴岡-酒田間 冬期で30分短縮 開通1年調査(今日の庄内)

なるほど、確かに三川バイパスはバイパスとしての価値はかなり高い。庄内の二大都市をほぼ最短距離で抜けるため、赤川沿いに走る旧道をよそに田園地帯を縦走する。1万8,000台うち、何割の車が三川ジャスコに行って帰ってきているだけなのかわからないが、そういった地域経済の点でも役割は大きいのではないだろうか。もちろん、一般的に言われている郊外大店舗による功罪が、三川にもあてはまるのだけど。

さて、ここで気になるのが、さらに並行している山形道の鶴岡IC~庄内空港IC~酒田ICの区間交通量。やはりというかなんというか、この調査とほぼ同時期(10月11月)の対前年交通量はほとんど変わっていないらしい。

まあ大枠として「高速道路」と「国道」というのは並行していても役割分担が既になされている場合が多いから、全体交通量が変わっていなければ、そうそう影響はしてこないものかもね。もっとも、これからの高速道路というのは、そういう近距離利用者にもメリットを示してくれないと、辛いものがあるんじゃないかと思うけど。

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