この秋から来年の春にかけて、ETCの新規購入者を対象とした3つのキャンペーンが開始されるそうだ。
めんどくさいので、道路公団のページ(詳細)を見て。
かいつまんで内容を書くと、
・車載器購入支援:新規購入者は、5,250円を購入金額から減額
・大口割引:旧別納制度に代わる割引制度
・マイレージ:なんだかわかんないけど、詳細はまだ未定
というところ。
いまいち分からない点で、かつ最大級に萎えるのは、これらが、8月ないし11月以降に購入した場合に限られるということ。まあ購入時のキャッシュバックはよいとして、マイレージまで新規に拘る必要はないだろ。詳細決定時までに改善されることを切望する。
それにしても、なんで車載器購入の割引なんて、こうも小出しにするのかな。思い出したころにやる官公庁のイベントだな、こりゃ。どうせなら、期間絞らない代わりに2,000円減額とかで補助すれば、期間以外に買ってしまったユーザのもやもやも晴れるんじゃないかと思う。
ETCの本体価格も下げ止まり感があるし、普及率伸ばすのに必死なのかな。山形では例の7割引の話もあるから、「これを機会に」と思っている人は、車載器購入割引が11月19日かららしいので、カレンダーとにらめっこして考えてください。ヘビーユーザーは車載器割引前にさっさと買って、7割引の恩恵受けるほうがいいだろうけど。
(追記)
日本道路公団、「普及促進キャンペーン」([C]カーレポ)
どは。するどい。
ETCの「売り」の一つである「ノンストップ」と、現行の身障者割引の「本人乗車の確認」という相反するを同時に成立させるため、「本人名義のETCカードによる通行」をもって、「本人乗車の確認を行った」とみなすのです。今後、ETCの普及が加速すればするほどに、疑問を持つ人が増えていくかもしれない。
言っておくけど、決して身障者割引制度自体を否定するつもりはないし、悪用がはびこっているとは思っていない。だけど、そういう制度の存在があまり知られていないのも事実だし、半額の差額は誰が補填しているのかというと、結果として残り大勢のユーザーというのもまた事実。お金に関することだから、みんながみんな正しい知識を持っていたほうがいいよね。この割引制度の関連は、料金トラブルでも多くの件数を占めるって聞くし。
なお、詳しく勉強したい人は、お近くの4公団関係施設や、各福祉事務所、あとこのへんを参考に。