三川バイパス効果大 鶴岡-酒田間 冬期で30分短縮 開通1年調査(今日の庄内)
なるほど、確かに三川バイパスはバイパスとしての価値はかなり高い。庄内の二大都市をほぼ最短距離で抜けるため、赤川沿いに走る旧道をよそに田園地帯を縦走する。1万8,000台うち、何割の車が三川ジャスコに行って帰ってきているだけなのかわからないが、そういった地域経済の点でも役割は大きいのではないだろうか。もちろん、一般的に言われている郊外大店舗による功罪が、三川にもあてはまるのだけど。
さて、ここで気になるのが、さらに並行している山形道の鶴岡IC~庄内空港IC~酒田ICの区間交通量。やはりというかなんというか、この調査とほぼ同時期(10月11月)の対前年交通量はほとんど変わっていないらしい。
まあ大枠として「高速道路」と「国道」というのは並行していても役割分担が既になされている場合が多いから、全体交通量が変わっていなければ、そうそう影響はしてこないものかもね。もっとも、これからの高速道路というのは、そういう近距離利用者にもメリットを示してくれないと、辛いものがあるんじゃないかと思うけど。