高速道路の回数券の販売停止を早めます(日本道路公団)
偽造回数券問題が、ここにきて急加速だ。しかし都会の偽造回数券というのは、金額もド派手だね。億単位の偽造って、紙幣だったら大事件だぞ。
さて、回数券について山形県内に限って見ていくと、東北中央道や庄内山形道の回数券は既に打ち切りが決まっているので、影響はない。ところが、一般有料道路の米沢南陽道路については、利用率も高く、何しろ私も数枚残っているので死活問題だ。上の発表をもとに、スケジュールをまとめてみる。
・2005年3月31日:販売停止
→ただし、いちおう「利用による代わりの割引サービスを早急に整えたうえで」という条件つき
・時期や場所、方法は未定:現金への払い戻し
・時期未定:利用停止
という流れか。まとまってないな。つまりどういうことかというと、
・回数券の廃止によって、なんの罪もない優良ドライバーはとばっちりを食う。
・それではよくないので、代わりの割引方法はないかと考えると、やっぱりETCだろう。
・でも、米沢南陽道路って離れ小島な有料道路だし、ETCもようやくカードが使えるようになる(12月27日から)くらいだから、利用者ってほとんどETCつけてないよね。
・だから払い戻しの期間や利用停止の時期は、ちょっと考えないと。
という感じだろうか。実際、日本道路公団の米沢南陽道路営業所に聞いてみたところ、現段階では、具体的な利用停止時期は決まっていないとのこと。
さて、続いてマイレージのポイント2倍のお知らせ。
今回の回数券廃止に伴う変化や、既にETCを載せているユーザへの配慮から、2005年4月開始予定のマイレージサービスについて、民営化(2005年10月予定)までの間、ポイントを2倍にすることを決めた。
つまり、当初予定していた50円につき1ポイントというのを50円で2ポイントというわけ。
マイレージが加算されない米南道路はどうなるのか、というと、上の発表によれば「ETC利用による代わりの割引サービスを早急に整えるよう検討してまいります。」とのこと。何か釈然としないなあ。