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2007年02月 アーカイブ

2007年02月04日

そんなアニータ狂想曲

アニータ『狂走』劇場 青森→山形珍道中(朝日新聞)

はっきり言ってさ、マスコミが大騒ぎしているほど、世の中はこの人のことなんか注目しちゃいないよ。

> その後、アニータさんは山形空港へ。またまたレポーターたちが大騒動。
> 出張で来た京都市の会社員(50)は「のんびりした山形の印象が変わった」とあきれていた。

「ああ、マスコミは馬鹿ばっかだな」と思った。
むしろ、馬鹿マスコミが来て初めて大騒動になるんだから、やっぱり山形の印象は「のんびり」なんだろうな。

2007年02月06日

JR米沢駅の南側を東西に結ぶ市道が完成

米沢駅の東西最短ルート開通-住民らが渡り初めし祝う(山形新聞)

> 開通したのは、米沢駅東側の羽陽産業跡地脇から
> 西側のホテル東横イン脇までを結ぶ302メートル区間。
> このうちJR奥羽本線などに架かる93メートル区間は、
> 既存の「片子踏切」をまたぐ形で、鋼鉄製の陸橋を整備した。
>
> 片側1車線ずつの車道と、南側に幅3メートルの歩道を設け、
> 凍結防止のためロードヒーティング方式の融雪装置を敷設した。

米沢駅の周辺は、線路を跨いで車で移動するのが本当に困難な場所のひとつだ。他の県内主要駅も似たり寄ったりだけど、米沢のこれはけっこう効果があるんじゃないだろうか。駅東側の大通りは、あれだけ広い上にR13に接続すると言うのに、本当に駅前までしか行かれないから使えないことこの上ない。これによって、R13から市内中心部に向かう交通のうち、しょっちゅう混んでいたR121ルートの混雑が緩和される可能性は大だと思う。

個人的には、西口のヨークベニマルの下からR13の方に抜けていく東西の道路をなんとかしてほしいところ。この道路ができても、西口からR13に出るのにあの道を使う車はまだ残るんじゃないかな。あのとんでもなく細い道を平気でスピード出して車が通り抜けるのを見るたびどうにかならないものかと思う。もっとも、自分もその通過交通の中の一台なのだけれど。

さて、これで駅東側の活性化についてはどうだ?と問われると、さすがにこればかりは予測がつかない。記事で安部三十郎が
> 「市中心部から八幡原中核工業団地やオフィス・アルカディアへのアクセス道が完成し、
> 市民生活はさらに向上した」
と言うが、むしろそんな車はここを通らないだろう。大型車だったら従来どおり、駅南側のR121を通って万世町の南側からアクセスするか、北側の県道を通っていくだろうし、だいいちそんな車は八幡原と市内中心部を移動したりしないしな。むしろ駅西側の主要施設へのアクセスが向上することによって、住宅の展開が多少広がるかどうかっていうところじゃないか。R13バイパス周辺あるいはその東側が今の状態である限り、あのあたりは「寂しい駅前」のままだと思う。

2007年02月07日

県内のものづくりの技術を学ぶ「プロフェッショナル体験ツアー」始まる

ものづくりの技術力を実感~家具、酒造りなどの現場ツアー(山形新聞)

うわ、これめちゃくちゃ行きたかった。ツルヤ商店だぜ、ツルヤ商店。
あの洗練されたデザインを作っている職人さんが、意外なほどに「職人」チックないでたちだった事に、逆にほっとした。

山形新聞から

2007年02月14日

スリップ事故による死亡事故の訴訟で、遺族とNEXCO東日本・日産が和解

長野の上信越道事故訴訟で和解成立(信濃毎日新聞)

長野県の高速道路でのスリップ事故に関する訴訟のニュースから。この死亡事故で、
> 遺族3人が路面の不整備と乗用車の不備が原因として、
> 日本道路公団(現東日本高速道路、東京)と、車を製造した日産自動車(東京)に
> 総額約7000万円の損害賠償を求めた
という裁判について、6項目の和解条項をもって和解が成立。具体的には、
> (1)東日本高速道路と日産は哀悼の意を表し、冥福を祈る
> (2)東日本高速道路は法規に従って道路を維持、修繕、管理し、交通の安全と円滑化を図る
> (3)日産は車の安全技術の研究開発に引き続き取り組む-など。
> 和解金は盛り込まれていない。
とのこと。和解金が盛り込まれていないことについて、遺族側の代理人のコメントとして、
> 「訴訟は損害賠償が目的でなく、遺族は事故が2度と起こらないことを望んでいる」としている。

記事を読む限り、そもそも十中八九損害賠償は認められないだろうなという気がする。かと言って、遺族の気持ちもわからないわけではないので、読んでいていかんともしがたい気持ちになる。

東北地方の高速道路、暖冬のせいか通行止めは昨年の1割に減少

高速道路における冬期交通確保の状況について~ 暖冬に油断することなく冬の高速道路の安全確保に努めます ~(NEXCO東日本・東北支社)

まあ、そりゃ冬季間の高速道路の通行止めの理由って言ったら、積雪・雪による視界不良・それらに起因する交通事故が大半を占めるわけだから、暖冬で雪が少ないともなれば、当然通行止めも減るわけだ。それにしても昨年比で90%減、平年比でも85%減というのは、NEXCOの努力やドライバーの安全運転というのもあるんだろうけど、今年の冬の異常さを表す指標の一つかもしれない。

ちなみに、この90%減や85%減の数字の根拠となっている「通行止め量」の定義を初めて知って驚いた。上のリンク先の参考資料というPDFファイルに載っているので引用する。

> 高速道路の上下線のうちどちらか一方(片側)の延長1kmの区間を1時間閉鎖した際の
> 通行止め量を1km・hr(1km×1hr)と定義しています。
計算例にもあるとおり、10kmの区間が上下線にわたって1時間通行止めになったときの通行止め量(10km×2×1hr)も、20kmの区間の上り線が1時間通行止めになったときの通行止め量(20km×1×1hr)も、同じ20km・hrなんですね。これは知らなかったなあ。よく考えると、確かに片側だけ通行止めになっているときもあるから、当たり前と言えば当たり前なんだろうけど、ちょっと勉強になった。

そうそう、NEXCO東日本管内の雪道情報のサイト「http://e-white.jp/」だけど、昨年同様に「http://www.yukimichi.info/」からも飛べるように、勝手にしちゃいました。

2007年02月15日

酒田市の4観光協会が合併、協定書の締結式が行われる

酒田の4観光協合併へ-4月スタート、協定結ぶ(山形新聞)

というか、まだやっていなかったのかよ。という気持ちのほうが強いんですけど。
例えばこれが農協とかならともかく、地域外からの集客に対応する組織なのだから、旧市町村ごとや地区ごとにやってもしょうがないのはわかるでしょうに。もっとも、広域観光的な面で見れば、新酒田市で集約して、旧市町村エリアも手広くカバーすることで集客力をアップさせるというのがあるけれど、同時に各地域において細やかな案内を提供するという点では、旧協会である事務所の力も必要になってくるよね。
ただなあ、松山平田あたりってそんなに観光や物産で強いイメージ無いんだよなあ...。

「第1回 NEXCO東日本 新メニューコンテスト」が3月7日に開催

「第1回 NEXCO東日本 新メニューコンテスト」の開催について~陳建一さん、ダニエル・カールさんが審査員!~(NEXCO東日本・本社プレスリリース)

審査員にダニエル・カールですよ!これは寒河江SAが勝ったも同然じゃないか!
と思ったら、各地区の予選からの出場10作品に名前が無い。それじゃいくらダニエル・カールの名前があっても興味のきの字も湧きやしないね。

そもそも、寒河江のしょぼいSAが予選会に出場したかどうかも怪しい。
NEXCO東日本のエリア内で、元々SAPAが無い東京都を除けば、都道府県として唯一「ハイウェイウォーカー」が配布されていないのがこの山形県だ。若干僻みっぽい書き方になるが、どうもこのネクセリア東日本から切り離された第三セクター経営というのがダメな気がするんだよね。他のSAPAと比べたりとか切磋琢磨とかそういう意気込みが感じられない。チェリーランドと比べても言ってみれば身内同士の戦いになるどころか、比べるまでもなく不戦敗状態だし。

R112の道の駅もそうだけど、県外からの観光客もかなりいるし、何より寒河江SAは宮城や福島といった近県や県内のサラリーマンもよく立ち寄る施設だから、売り出し方は幅広いと思うんだよね。メニューにしたってもう少し気合を入れてほしいです。
山形県内唯一のサービスエリアなのだから、県がテコ入れすることも考えていいのではないだろうか。県外客に対する「山形セレクション」のPRや、山形県産の食品を用いたメニューを提供してPRするとかね。「やまがたプラザ ゆとり都」とはちょっと違った客層が見込める、第二のアンテナショップともいうべき存在だと思うのだけど。
既に知名度の高いさくらんぼやラフランスをシーズン中に売るよりも、山形牛・山形地鶏・庄内豚etcをPRしていくことのほうが、販路の拡大になると思うんだよね。寒河江市やそれこそ山形県がそこらへんの価値を知ってくれればいいのにな、と思う。

2007年02月16日

津軽鉄道が1mあたり5,000円でレールのオーナーを募集

経営難の津軽鉄道 レールのオーナーを募集(産経新聞・東北)

津軽鉄道がレールオーナー制度を導入(東奥日報)

やばい。こういうのは惹かれる。枕木ではなくてレールというのが渋い。
これまで枕木のオーナー制度というのは、九州の平成筑豊鉄道や高千穂鉄道、北陸の北陸鉄道や中部の樽見鉄道などで行っており、最近ではぬれ煎餅の購買を呼びかけた銚子電鉄も検討しているそうだが、やはり鉄道となれば枕木や犬釘よりもレールでしょう。
思わず申し込んでしまいました。がんばれ津軽鉄道

振り返って山形鉄道のFNの会を見ると、これがちょっと活動が地味なんですよね。うーん、こっちも頑張ってほしいんですが。もっとも、多くの人からの支えというのはいい話なのだけれども、こういうのに頼らずに本業でどうにかなるというのが健全な会社だろうという思いもある。

2007年02月19日

「日本海東北沿岸自動車道を中期整備計画に盛る」冬柴国交相が要望に答える

日沿道を中期整備計画に盛る-地元要望に冬柴国交相(山形新聞)

日本海東北沿岸自動車道の整備促進の要望を受けた冬柴国交相が、
> 「07年度中に、特に必要な道路を記した中期計画を策定する。
> 皆さんが待ち望んでいる道路(日沿道)はきちっと書き上げるつもりだ」と語った。
とか。

いや、それはいいことなんだろうけど、疑問点が2つばかり。簡単に書きます。
その1として、
> これに対し冬柴氏は、去年視察した日沿道について
> 「建設が大変遅れている。促進を指示した」と理解を示し、
「促進を指示」って、そんな簡単にできるものなんだろうか。

その2として、
いわゆる「真に必要な道路」の中に、日沿道の県境区間のような、高速自動車国道法の整備計画にも上がらなかったような区間が「真に必要」と言えるのだろうか、そして「きちっと書き上げる」などと言ってしまっていいのだろうか。

恐らく、新直轄方式による整備ではなく、A'での国道バイパス方式の整備か、あるいは現道を活用した地域高規格あたりでお茶を濁すんじゃないのかなあ。

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2007年02月21日

国交省山形河川国道事務所「U-zen」Vol.40

「U-zen」Vol.40(国土交通省・山形河川国道事務所)

ラインナップは、
・U-zen Feature interview:てまり
・探訪・事業最前線:第7回「維持修繕事業」
・Let's 校外学習:第14回「最上除雪ステーション」~最上町立大堀小学校3年生
・道の駅ぐるり旅:道の駅「おおえ」/国道287号線
・夢の足跡:「西郷隆盛と山形の道-戦乱の道、近代への道-」
・やまがた伝統人:第7回「飴細工師 河北町/槙登さん」
・山形あんな話こんな話:Vol.7「風邪を防ぐ神さまって?」
などなど。

げげ。この西郷隆盛の話はほとんど知らなかったなあ。

パブリック・コメント×2 新直轄の管理費割合と山形の中心市街地再生

官公庁の政策や法令改正に対して、事前に要望を伝えられるように(建前上は、官公庁が事前に広く意見を聴取するために)最近増えてきているパブリック・コメントが2つあったので、ここで紹介。まずは国土交通省の道路局が出した
高速自動車国道法施行令の一部を改正する政令案に関するパブリックコメントの募集について(国土交通省・道路局)

かいつまんで書くと、いわゆる「新直轄」で整備が進められている高速自動車国道の開通後の管理費etcを誰が負担するかということについて定めるというもの。

え?何をいまさらと思ったので関係法令を再チェックしてみる。まず新直轄がいわゆる「高速道路」と違う点は、「国と都道府県が費用負担して作る」のうち、国等が作る根拠となっているのが、高速自動車国道法の第6条、
> 高速自動車国道の新設、改築、維持、修繕、(中略)その他の管理は、国土交通大臣が行う。
だ。(法体系上は、むしろ高速道路会社の建設する方がイレギュラーな扱い。道路整備特別措置法の第3条で、この「定めにかかわらず」という規定で(はしょって書くけど)高速道路会社に権限が与えられているわけで)

で、この費用の負担について書かれているのが今回のパブリック・コメントにある高速自動車国道法施行令。この第11条で、
> 高速自動車国道の新設又は改築に要する費用についての国の負担割合は、4分の3(道の区域内にあつては、10分の8.5)とする。
とあって、なぜかここで費用負担を行う対象に、法と施行令に食い違いが出ていたのだ。つまり、法で定められている国の行う範囲を大雑把に書くと「新設+改築+管理」なのだが、施行令で定められている費用負担の割合を行う範囲は「新築+改築」までだったのだ。
今回、この施行令を改正して、費用負担を行う範囲を法に合わせて管理(維持・修繕等もあるけど、大雑把にひとくくりにしちゃいます)まで広げようというもの。そして、それについての意見を求めると言うもの。

いやあ、むしろ今まで棚上げになっていたことを知らずに驚いた。
てっきり整備のスキームを作ったときに、管理についても含めて1:3という比率を決めたものだとばかり思いこんでいた。妙に勘ぐってしまうのは、もしかして地方は自らの管理負担を新直轄が導入された当時に考えていなかったのではないだろうか(もっとも、これは直轄国道の例を考えると、さすがにそのような甘い考えは無かったと思うが)。あるいは、マジックとも言うべき地方交付税の重点配布が管理のお金については切り離されちゃうのかな。ちょっとドキドキするなあ。

もう一つのパブリック・コメントは、山形県の
「山形県中心市街地再生まちづくり基本方針(案)」パブリックコメントの実施について(山形県)
なんだけど、正直言ってあまり中身が無いというかなんというか。

既に中心市街地の空洞化なんて言わずと知れた事実だし、住宅の郊外化に続いて大規模店舗の郊外進出が続いているのもまた事実。その一方で、例えば山形市を見ても七日町や本町でマンションが建つという新たな流れもある。(例:山形市中心部相次ぐマンション建設 活性化へ住民ニーズ模索(河北新報))
かたや、山形→仙台の流れに加えて、将来は米沢→福島という流れも見えてくるだろうから、これまでの「市内中心部に住む人」→「郊外の大型店」というお金の流れ、商店の空洞化に加えて、「県内に住む人」→「県外の大都市」という流れもできあがるだろうね。

今回の案にある
> ◎これまでの実践の芽を伸ばし、商店街全体として独自の強みや競争力を発揮しうる、
> 戦略的な取組みへの発展化を促進
> ◎消費者・生活者を起点とした取組みへの発展化を促進
というのが絵に描いた餅にならなきゃいいなと思うけど、読んでいて残念なのは、餅の絵にすらなっていないような気がするんだよね。あくまで「方向を示すもの」っていうのはわかっているんだけど。

山形県の「道路の走りやすさマップ(冬みち版)」が完成

山形県の「道路の走りやすさマップ(冬みち版)」が完成しました。~冬みちの「走りやすさ」を色で表現~(国土交通省・山形河川国道事務所)

>  ユーザーの視点に立って、現地の道路事情に詳しくない観光ドライバーへの情報提供を行うとともに、
> 道路網の整備状況を把握し、それを分析評価することで、整備計画への活用を図ることを目的として、
> 道路の走りやすさ(道路構造)をランク別に色分けしたものが「走りやすさマップ」です。
>  昨年9月に山形県版(通常期)の走りやすさマップ(お試し版)」を作成・配布し、
> アンケート調査を実施した結果、多くの方々から「良い取り組みである」との評価を頂きましたが、
> 東北地方においては冬期間の走りやすさも重要であると考え、
> 今回山形県版の「冬みち版」を作成しました。

ごもっとも。

> ●「走りやすさマップ【山形県版】」はこちらで無料入手できます!
> ・道の駅(山形県内の全箇所)
> ・山形県庁、山形県内の全市町村役場等
> ・山形河川国道事務所、酒田河川国道事務所
> ・山形県内の高速道路休憩所(サービスエリア等)
> などで入手できます。

え。Webでは無いんですね。OTZ

===追記===
冬みち版走りやすさマップ・県渋滞対策協が作成(山形新聞)

2007年02月26日

道路上での暖冬悲喜こもごも

1月の車の平均速度、50キロ超-暖冬で県内主要国道(山形新聞)

> 県内主要国道を通行する今年1月の車の平均速度は時速53.6キロで、
> 最近5年間で唯一、50キロを超え、最も速かったことが21日までに、県警察の調べで分かった。
すごいなこれは。今年はまったくと言っていいほど路面に雪が無く、そのことが平均速度を格段に押し上げた模様。

> 大雪だった2006年と比較すると、最大で24キロ、平均では7.5キロアップしており、
> 県警は暖冬の影響でドライバーの安全運転意識に油断が生じていると指摘する。
っていうからこれは逆に恐ろしいね。
表にある、R112月山沢南行きやR113飯豊落合東行きなんて60km/hを超えてるよ。これって平均が既に速度オーバーっていうことか。

一方、暖冬がもたらす交通危険度アップは、速度の上昇だけではない。
暖冬で?死亡事故多発(朝日新聞)

記事のよくわからないのは、1月22日に米沢でおきた
> 近くの女性(84)が、歩道に突っ込んできた男性(74)の軽乗用車にはねられ、死亡した。
> 米沢署によると、女性は知人と立ち話をしていたという。
という事故について、
> 例年なら、お年寄りが野外で立ち話をする季節ではない。
> だが、今年は雪が少なく、比較的温かい日が多かったため、
> 「高齢者がちょっとそこまで、と外出する機会が増えている」と県警は推測する。
という推測がなされていること。おいおい、歩道に車が突っ込んでくるのは立ち話と関係ないだろ。
とはいえ、思わぬ暖冬でいつもの冬道とは違った状態が続いているのは確か。歩くほうも運転するほうも油断は禁物だ。

この暖冬で思わぬ利を得たのがゴルフ場と高速道路だ。
暖冬で高速道も「大助かり」…除雪費用が4割減(読売新聞)

NEXCO東日本によれば、この冬の雪による通行止めは昨年の5分の1。除雪にかかった経費も6割に留まっているとか。逆に通行止めが減ったことや、気候も温暖になったことも相まって交通量、特に自家用車の利用台数が増加し、1月の料金収入は昨年より4.0%増なんだってさ。

フラワー長井線に高校名入り新駅名標

フラワー長井線に高校名入り新駅名標、4駅を掛け替え(山形新聞)

昨年10月に、山形鉄道が日本鉄道賞の特別賞、長井工高生徒会が東北運輸局長賞をそれぞれ受賞したのを受け、国土交通省の佐伯洋東北運輸局長が視察に訪れた際に、
> 「高校生がこれだけ貢献してくれたのだから、駅名標に高校名を入れては」と提案。
したことから今回の掛け替えの運びに。

> 山形鉄道は「これを機に、高校生の皆さんにもっと『マイレール意識』を高めてもらえたらうれしい」
> と期待している。
ってあるけど、これはけっこう地味ながら、そしてけっこう安価なものながら、意外に効果があるかもしれないと思った。

やけに東京のテレビ局にモテモテな西川町

在京テレビ続々西川町大もて(朝日新聞)

そういえば一時期、「田舎に泊まろう 西川町」でアクセスする人が目立ち、「おや?」と思ったけど、まさか西川町がこんなことになっていたなんて!

しびれるのは、西川の魅力のアピールを合併破談に絡めて(ここは若干嫌な気持ちになるけど)出てきたこのコメント。
> 「合併への賛否はあるが、町民は自立を選んだ町をもり立てようとしている。みんな町が好きだから」
これだよ。合併ありきで上の方でごちゃごちゃやってる置賜の首長のみなさんは、これを読んでどう思うだろうか。と思う。

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