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スリップ事故による死亡事故の訴訟で、遺族とNEXCO東日本・日産が和解

長野の上信越道事故訴訟で和解成立(信濃毎日新聞)

長野県の高速道路でのスリップ事故に関する訴訟のニュースから。この死亡事故で、
> 遺族3人が路面の不整備と乗用車の不備が原因として、
> 日本道路公団(現東日本高速道路、東京)と、車を製造した日産自動車(東京)に
> 総額約7000万円の損害賠償を求めた
という裁判について、6項目の和解条項をもって和解が成立。具体的には、
> (1)東日本高速道路と日産は哀悼の意を表し、冥福を祈る
> (2)東日本高速道路は法規に従って道路を維持、修繕、管理し、交通の安全と円滑化を図る
> (3)日産は車の安全技術の研究開発に引き続き取り組む-など。
> 和解金は盛り込まれていない。
とのこと。和解金が盛り込まれていないことについて、遺族側の代理人のコメントとして、
> 「訴訟は損害賠償が目的でなく、遺族は事故が2度と起こらないことを望んでいる」としている。

記事を読む限り、そもそも十中八九損害賠償は認められないだろうなという気がする。かと言って、遺族の気持ちもわからないわけではないので、読んでいていかんともしがたい気持ちになる。

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2007年02月14日 20:29に投稿されたエントリーのページです。

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