日沿道を中期整備計画に盛る-地元要望に冬柴国交相(山形新聞)
日本海東北沿岸自動車道の整備促進の要望を受けた冬柴国交相が、
> 「07年度中に、特に必要な道路を記した中期計画を策定する。
> 皆さんが待ち望んでいる道路(日沿道)はきちっと書き上げるつもりだ」と語った。
とか。
いや、それはいいことなんだろうけど、疑問点が2つばかり。簡単に書きます。
その1として、
> これに対し冬柴氏は、去年視察した日沿道について
> 「建設が大変遅れている。促進を指示した」と理解を示し、
「促進を指示」って、そんな簡単にできるものなんだろうか。
その2として、
いわゆる「真に必要な道路」の中に、日沿道の県境区間のような、高速自動車国道法の整備計画にも上がらなかったような区間が「真に必要」と言えるのだろうか、そして「きちっと書き上げる」などと言ってしまっていいのだろうか。
恐らく、新直轄方式による整備ではなく、A'での国道バイパス方式の整備か、あるいは現道を活用した地域高規格あたりでお茶を濁すんじゃないのかなあ。
==追記==
整備推進を明言 日沿道県境区間で冬柴国交相 「中期計画」組み入れへ 地元が要望(荘内日報)
> 新田代表は要望活動後、「現職大臣が、あれだけはっきりと踏み込んで発言することはない。革命だ」と語った。
(中略)
> 「中期計画に書くと言った冬柴大臣は、必ずやる。実現してくれるだろう。
> これで決まりだ。歴史に残る交渉だった」と話した。
微妙だ。微妙すぎる。