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道路上での暖冬悲喜こもごも

1月の車の平均速度、50キロ超-暖冬で県内主要国道(山形新聞)

> 県内主要国道を通行する今年1月の車の平均速度は時速53.6キロで、
> 最近5年間で唯一、50キロを超え、最も速かったことが21日までに、県警察の調べで分かった。
すごいなこれは。今年はまったくと言っていいほど路面に雪が無く、そのことが平均速度を格段に押し上げた模様。

> 大雪だった2006年と比較すると、最大で24キロ、平均では7.5キロアップしており、
> 県警は暖冬の影響でドライバーの安全運転意識に油断が生じていると指摘する。
っていうからこれは逆に恐ろしいね。
表にある、R112月山沢南行きやR113飯豊落合東行きなんて60km/hを超えてるよ。これって平均が既に速度オーバーっていうことか。

一方、暖冬がもたらす交通危険度アップは、速度の上昇だけではない。
暖冬で?死亡事故多発(朝日新聞)

記事のよくわからないのは、1月22日に米沢でおきた
> 近くの女性(84)が、歩道に突っ込んできた男性(74)の軽乗用車にはねられ、死亡した。
> 米沢署によると、女性は知人と立ち話をしていたという。
という事故について、
> 例年なら、お年寄りが野外で立ち話をする季節ではない。
> だが、今年は雪が少なく、比較的温かい日が多かったため、
> 「高齢者がちょっとそこまで、と外出する機会が増えている」と県警は推測する。
という推測がなされていること。おいおい、歩道に車が突っ込んでくるのは立ち話と関係ないだろ。
とはいえ、思わぬ暖冬でいつもの冬道とは違った状態が続いているのは確か。歩くほうも運転するほうも油断は禁物だ。

この暖冬で思わぬ利を得たのがゴルフ場と高速道路だ。
暖冬で高速道も「大助かり」…除雪費用が4割減(読売新聞)

NEXCO東日本によれば、この冬の雪による通行止めは昨年の5分の1。除雪にかかった経費も6割に留まっているとか。逆に通行止めが減ったことや、気候も温暖になったことも相まって交通量、特に自家用車の利用台数が増加し、1月の料金収入は昨年より4.0%増なんだってさ。

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2007年02月26日 15:09に投稿されたエントリーのページです。

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