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JR米沢駅の南側を東西に結ぶ市道が完成

米沢駅の東西最短ルート開通-住民らが渡り初めし祝う(山形新聞)

> 開通したのは、米沢駅東側の羽陽産業跡地脇から
> 西側のホテル東横イン脇までを結ぶ302メートル区間。
> このうちJR奥羽本線などに架かる93メートル区間は、
> 既存の「片子踏切」をまたぐ形で、鋼鉄製の陸橋を整備した。
>
> 片側1車線ずつの車道と、南側に幅3メートルの歩道を設け、
> 凍結防止のためロードヒーティング方式の融雪装置を敷設した。

米沢駅の周辺は、線路を跨いで車で移動するのが本当に困難な場所のひとつだ。他の県内主要駅も似たり寄ったりだけど、米沢のこれはけっこう効果があるんじゃないだろうか。駅東側の大通りは、あれだけ広い上にR13に接続すると言うのに、本当に駅前までしか行かれないから使えないことこの上ない。これによって、R13から市内中心部に向かう交通のうち、しょっちゅう混んでいたR121ルートの混雑が緩和される可能性は大だと思う。

個人的には、西口のヨークベニマルの下からR13の方に抜けていく東西の道路をなんとかしてほしいところ。この道路ができても、西口からR13に出るのにあの道を使う車はまだ残るんじゃないかな。あのとんでもなく細い道を平気でスピード出して車が通り抜けるのを見るたびどうにかならないものかと思う。もっとも、自分もその通過交通の中の一台なのだけれど。

さて、これで駅東側の活性化についてはどうだ?と問われると、さすがにこればかりは予測がつかない。記事で安部三十郎が
> 「市中心部から八幡原中核工業団地やオフィス・アルカディアへのアクセス道が完成し、
> 市民生活はさらに向上した」
と言うが、むしろそんな車はここを通らないだろう。大型車だったら従来どおり、駅南側のR121を通って万世町の南側からアクセスするか、北側の県道を通っていくだろうし、だいいちそんな車は八幡原と市内中心部を移動したりしないしな。むしろ駅西側の主要施設へのアクセスが向上することによって、住宅の展開が多少広がるかどうかっていうところじゃないか。R13バイパス周辺あるいはその東側が今の状態である限り、あのあたりは「寂しい駅前」のままだと思う。

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2007年02月06日 17:00に投稿されたエントリーのページです。

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