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2007年05月 アーカイブ

2007年05月08日

GWの高速道路の利用状況@山形県

ゴールデンウィーク時期における高速道路のご利用状況【東北地方版】(NEXCO東日本・東北支社)

そもそも、山形県内の高速道路がゴールデンウィークに混んで混んでニュースになるなんてあるわけがない。
あったとしたら、それはきっと事故によるもので、それにしたって10kmも20kmもつながるかどうか怪しい。

河北の
桜の名所振るわず GW・東北 弘前、12万人減(河北新報)
を見ると、この時期に観光客がどっと押し寄せるのはやっぱり北東北の桜だ。
県内で見ると、上杉まつりが好天に支えられたことや、再来年の大河に「天地人」が決まったこともあってかトップ10にランクインした。ん、「天地人」は絶対関係無いな。
ここでリナワールドが間違ってランクインするような世の中だったら、県内でも渋滞が起きているのかもしれないけどねえ。

もっとも、東北全体で見ても、この連休の交通量は昨年の同時期に比べて0.9%増(高速道路・一般有料道路合算)と、NEXCO東日本全体の2.3%増という数字に比べて、いまいちインパクトに欠ける。
昨年は2+5連休と、5/1,2を休まなくても5連休を使ってかなり遠出が見込めたけど、今年の3+4連休だとそこまで遠くにでかけようという意欲が足りなかった、ていうこともあるのかな。

肝心の山形県内だけを見ると、利用台数は-0.6%。もはや誤差の範囲でコメントがしづらいことこの上ない。
NEXCOが「約1.2倍となりました」というETCの利用率にしても、東北の平均21.8%増(台数ベース)を下回り、東北6県でいちばん低い伸び(19.1%増・同じく台数ベース)で、しかも利用率だけ見ても6県のうち4番目というコメントのしづらさ。

唯一プラスな話題と言えば、昨年10月に本格運用が始まった寒河江SAのスマートICが、昨年同時期に比べて出入り交通量37.9%増と、東北全体で見ても泉PAのスマートICに次いで伸び率が高かったということか。でも、昨年より10%以上伸びたICって、9ヶ所のうち5ヶ所がスマートICだから、これも喜んでいいのかどうか。

前方不注意防止のため、助手席荷物にシートベルト

助手席荷物にシートベルト-米沢地区安協が呼び掛け(山形新聞)

最初にこの記事のタイトルだけを読んだとき、てっきり「助手席の荷物にシートベルトをしておけば、万が一事故に遭ったときにも物が飛び散らなくて怪我しないですむ」っていう意味かと思ったけど違った。

荷物をかごに入れてシートベルトで守れば、運転中に動くこともなくなり、
> 「荷物をボックスに入れてしまえば、動く心配もなく、運転に集中できる」
という。なるほど、これは確かに言える。記事の
> 急カーブや急ブレーキをかけた際、
> ドライバーが助手席に置いた買い物かごなどの荷物を手で制止することに気を取られ、
> 追突事故を引き起こすケースも少なくないとされている。
というのは少しオーバーな気もするけれど、余計なことに気を取られないようにすることは、事故防止もさることながらストレスの少ない運転にも結びつくしね。

助手席に人が乗るときに外して、また荷物を置くときに持ってくるというのがちょっと面倒かなあというのが難点か。それは面倒くさがりすぎだろうと言われると辛いけどね。

2007年05月10日

案内標識を回転式に-新庄まつりの山車、頭上悠々と

案内標識を回転式に-新庄まつりの山車、頭上悠々と(山形新聞)
標識 回ります(朝日新聞)
新庄まつり:山車のスムーズな運行に一役 支柱回転式の案内標識を2基設置 /山形(毎日新聞)
山車との接触防止 山形県最上総合支庁、回転式標識を設置(河北新報)

「標識が回転する」というのを聞いて、まず思いついたのは、案内標識の板の部分が前後方向に回転するというもの。山車が当たっても勢いのまま押される格好で回るのかと思った。そんな訳ないな。突風が吹いたらくるくる回りそうだもんな。

次に考えたのは、標識の上部だけ首を振るように回るというもの。ところがこれも違うらしい。なんと人の腰の高さのあたりに大きな棒を差し込み、それを二人がかりで回すというもの。朝日新聞によると、
> 支柱の下部に回転部分があり、専用の大型ドライバーで回すと、
> 表示板が90度回転する仕組みになっている。
> 宮城県の標識メーカーへの特注品で、1基約100万円という。
だってさ。

朝日新聞より 山形新聞より
(左が朝日新聞、右が山形新聞)

新庄まつりの山車は、あの通りの狭さゆえに勇壮感と臨場感が増すのだけれど、この標識の改良でいっそう躍動感が増すことになるのかな。もっともパレードのいちばんの妨げになっているのは電線でしょう。山車がひっかかりそうな場所では、前を行く人が長いさすまたのようなもので電線を上げて山車を通す。それも風物詩ではあるけれど、あれも格好悪いからどうにかしてほしい。

と思ったら、山形新聞によると、
> 同支庁建設部は「08年度までには電線の地中化工事も完了する予定で、
> より良い環境で山車パレードができるようになる」と話している。
とのこと。これはちょっと楽しみだね。

==追記==
河北新報
河北新報の記事にあったこの画像いいな。合成して作ったやつだそうだけど、「標識が90度回転する」というイメージはこれがいちばんわかりやすい。

NEXCO中日本の「ドライブコンパスmini」を入れてみる

ブログパーツ「ドライブコンパスmini」(NEXCO中日本・高速日和)

NEXCO中日本の運営するポータルサイト、高速日和(http://kousokubiyori.jp/)の中にある高速道路のルートと料金が検索できるシステム「ドライブコンパス」が、ブログパーツとして、個人のブログやサイトに貼ることができるようになった。
さっそく、これを導入してみた。

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2007年05月12日

交通安全県民運動がスタート

飲酒運転絶対しない-交通安全県民運動がスタート(山形新聞)
春の交通安全運動:「注意んガム」で安全運転訴え /山形(毎日新聞)

> 約380人の参加者を前に、斎藤知事と安田貴彦県警察本部長が
> 「暖冬だった影響で、今年は前年を上回るペースで死亡事故が発生している。
> 死者の6割がお年寄りで、子どもたちと高齢者の安全をしっかり確保しよう」と呼び掛けた。

そう言われてみれば、前に「道路上での暖冬悲喜こもごも」なんてのを書いたのを思い出した。

> 今回は▽飲酒運転の根絶▽自転車の安全利用の推進
> ▽交通マナーアップによる交差点・道路横断時の交通事故防止
> ▽後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底-
> が運動の重点項目。期間中、県警は飲酒運転の取り締まりに力を入れる。

ということだそうなので、ドライバーの皆さんは気をつけて。
いや、運動期間中だけの問題じゃないけど。

2007年05月15日

「1月生まれは凍結路面に注意」 ドライバー誕生月の事故傾向を酒田署が分析、冊子に

ドライバー誕生月で事故傾向-酒田署が分析、冊子に(山形新聞)

> 酒田警察署(島津光男署長)は、2006年中に管内で発生した
> 人身事故の発生原因や時間帯などの特徴を、
> ドライバーの誕生月ごとにまとめた冊子「みんなのための交通事故防止」を初めて作った。

まさか警察がこんな星占いみたいなことをやるとは思わなかった。
曜日ごとや時間帯ごと、原因などを集計して傾向をまとめたということで、主なものは
> ▽1月生まれは凍結路面で事故発生率が高い
> ▽2月生まれは市道、町道での事故が多い
> ▽8月生まれは土、日曜日に事故を起こしている-などと記している。
とのこと。本当なのかこれは。

> 同署交通課の高橋和幸交通規制係長は
> 「事故を起こさなかった人は『事故は人ごと』と思いがち。
> 冊子の分析結果で得られた特徴は偶然かもしれないが、
> 各家庭などで話題にしてもらい、一人一人のドライバーが安全運転を心掛ける
> 一助になれば」と話す。
どう見ても偶然とは思うのだけど、それの前段部分は確かにうなずける。これを信じて市道や町道を避けたり注意して走行する2月生まれがいるとは思えないし、逆に8月生まれが平日の凍結路面で事故を起こさないとも思えないけれど、誕生月に着目したことで一つの話題にはあるわな。それを警察がお金使ってやるのはどうなのかなあという疑問はやっぱり残ってしまうけれど。

2007年05月16日

道路整備促進協議会が総会、高速道ネットの早期整備求める決議

県道路整備促進協:高速道ネットの早期整備決議--総会 /山形(毎日新聞)

NEXCO東日本「気をつけて!高速道路ヒヤリマップ」を作成

NEXCO東日本「気をつけて!高速道路ヒヤリマップ」(Reasponse)
「気をつけて!高速道路ヒヤリマップ」を作成しました~ 5月11日よりホームページでご覧いただけます ~(NEXCO東日本・プレスリリース)

山形県の人口が120万人割れ目前、既に「達成」!?

県人口:120万人割れ目前、戦後最低を更新 今月すでに“達成”!? /山形(毎日新聞)

2007年05月25日

新潟山形南部連絡道路・日沿道の期成同盟会

早期完成へ自治体が連携 新潟山形南部連絡道路(山形新聞)
日沿道県境区間の早期着工を 期成同盟会が建設促進大会(山形新聞)

ぜったい、行政のエネルギーのかけ方が間違っている気がする。

2007年05月28日

国道13号沿いを花で彩る-尾花沢で「花のかけはし」植栽

国道13号沿いを花で彩る-尾花沢で「花のかけはし」植栽(山形新聞)

これはちょっといいニュース。

関連サイトも貼っておくか。
おばなざわ花ネットワーク
花のかけはし事業~尾花沢市公式ウェブサイト

自動車教習所に大型免許取得希望者が殺到

大型免許取得希望者が殺到-県内で新制度控え駆け込み(山形新聞)

> 6月2日からの中型自動車免許を加えた新免許制度導入を前に、
> 県内の自動車教習所で、大型免許の取得希望者が殺到している。
> 導入前までに取得した大型免許ならば、新設される中型免許の一部を兼ねるためで、
> 受講生が例年の数倍に膨れ上がり、
> 入校を断る学校も出るほどの“駆け込み需要”が起きている。

なるほど、これまで普通(車両総重量8t未満)・大型(8t以上)の二種類だったものを細分化して、中間部分に中型(5t~11t)っていうのを設定するというわけか。
それで、なんで駆け込み需要が起きるのかというと、山新の記事ではいまいちわかりにくい。ちなみに、別にこれまで普通免許で乗れていた車両総重量5t~8tの車(つまり新たに中型区分になるもの)に乗れなくなるわけではない(この範囲は旧普通免許でも乗れる)。一つは今のうちに大型免許を取ると、改正後の中型も乗れる、というのは小学生でもわかることで、別にこれは「手間が増えない」程度にしか思えない。ところがこれにはからくりがあって、免許取得にかかる試験が変わるというわけ。

これまで大型の試験に使われていた車というのは、実は改正後は中型車の区分になってしまう。ということは、極端な話、今「大型」として取得するときに乗っている車は来月は「中型」になっているのだ。こりゃ不思議。ということは、改正後に「大型」を取ろうとすると、今の「大型」よりもさらに大きな車で免許を取らねばならない。
さらに、改正後の試験では、中型および大型にも路上試験が加わる。単に区分が増えるというだけなら、今のうちに大型を取っておけば将来中型・大型を取るよりも手間がかからない、という意味にもなるけれど、大型の免許を取るのがより難しくなるというのが実際のところ。

> しかし、“特需”に沸いた学校に、6月以降の中型、大型の申込者はほとんどない。
> ある学校の担当者は
> 「この駆け込みで新制度後の大型免許取得は当分ないと業界はみている」と話す。
> 別の学校関係者は「改正でできる中型免許は旅館の送迎用のマイクロバスくらいで、
> あまり需要がないのでは」と懸念している。
どうなることやら。

余談だけど、いわゆる道路交通法の「中型自動車」と、高速道路の車種区分でいう「中型車」を比べてみたけど、やっぱり一致しないようだ。高速道路の車種区分は、基本的に改正前の道路交通法に準拠しているので、これはそのうち変わっていくかもしれないね。

山形県の人口、120万人割れ目前

県人口、120万人割れ目前-減少傾向は加速(山形新聞)

お、これはいいグラフ。
これを見ると本当にヤバいんだなと危機感が募る。けども、「120万人のうちの1人」って考えてしまうと、一瞬にして危機感が吹っ飛んでしまうからよくないな。

山形新聞より

2007年05月29日

NEXCO東日本東北支社オリジナル「『みちのこ はっぴーくん』トランプ」

七並べ用 東北オリジナル トランプ プレゼント(NEXCO東日本東北支社)

NEXCO東日本のHPから

あ、ちょっと欲しいかも。
むしろ裏面の会社のロゴとか必要ないから(笑)

そもそもなんで七並べ用のトランプなんて言っているのかというと、
> 七並べで遊んで並べていくと、東北の地図が完成!
> もちろんババ抜き等のトランプ遊びもできます。
ということで、並べた画像。

NEXCO東日本のHPから

ものすごくわかりにくいけれど、右に首を傾けると、うっすらと東北地方の絵になる。そうかそうか、これはジグソーパズルにもなるんだな。配列丸わかりだからならねーよ。
はっ。アトランダムで絵柄を作って本当にジグソーパズルにしたらどうだろう。でも、今度は七並べをやった時の面白さがまったく無くなるな。

この入手方法は至って簡単、いちばん上に貼ったリンクからNEXCO東日本・東北支社のホームページを見て、必要事項や応募先を葉書に書いて郵送するだけ。でも毎週10名さまにしか当たらないし、おまけに当選のチャンスは、毎週月曜までに届いた分を抽選するそうなので、6/4・11・18・25・7/1抽選、の5回(50人)だけ。
しかし、このキャラクターは、あのけだるさが愛らしくていいんだが、何回見てもだだちゃ豆のずんだ餅だよな。

仙台~山形、仙台~上山 高速バス定期便に明暗

仙台圏バス定期便に明暗 山形線快走、上山線苦戦(河北新報)

山形県と仙台市を結ぶ高速バスの話。
最初の段落にある、
> 県都同士を約1時間で結ぶ山形―仙台線は、
> 1台(約60人乗り)平均30人近い乗車があり、相変わらずの快走ぶり。
> 一方で、昨年4月に開通した上山―仙台線は10人に満たないなど苦戦しており、
> 仙台方面からの誘客が課題になっている。
というのが全て。

そもそも、仙台と上山を結ぶほどの需要が、最初から本当に見込まれていたのか、という疑問はぬぐえないわけだが。

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