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2007年04月 アーカイブ

2007年04月20日

無理に追い越そうとして対向車線の路上駐車に突っ込み大破

対向車線の路上駐車に突っ込む(Response)

な、なんじゃこりゃ。
確かに田舎道だと追い越しは日常の光景だけど、田舎道ほど視認性が悪い。
だから、追い越しというのは、(その前に、追い越し禁止区間で追い越しかけてくるアホはどうしようもないと思うけれども)本当に最終手段なんだなと思った。

何が嫌かって、こういうのって、追い越された側は本来悪くないはずなのだけども、ものすごく後味が悪いうえに、人によっては「俺のせいか」みたく抱え込んじゃいそうな気がするんだよね。

除雪作業急ピッチ 鳥海ブルーライン

除雪作業急ピッチ 鳥海ブルーライン(山形新聞)

暖冬のせいもあって、記事を読むと作業量は例年の半分程度だとか。少し複雑な気分。
開通の記念式典は、28日の10時から。

> 式典では、1番目の通行者に遊佐町特産品の花笠人形などがプレゼントされる。

1人だけかよ。

山形、酒田で桜が満開

残雪の鳥海山バックにパッと・山形、酒田で桜満開(山形新聞)

こちらは意外に早くならなかったな、という感じ。
残念なのが週末の天気がイマイチっていうところだね。

22日は統一地方選挙の後半戦。
さて、季節に合わせてサクラサクを願うセンセイ達の心境やいかに。

2007年04月24日

酒田みなとインターチェンジの風力発電

週末、カミさんと実家に帰った際に、折角だから花見に行こうという話になった。
土曜日、不運にも雨に見舞われてしまったのだけど、なぜか鶴岡でも酒田でもなく遊佐町に出かける我が家。天気も悪いが我が家の頭も悪いな。山形新聞でも開花状況が載っている中山河川公園を目指す。

そんな中、山形道の酒田みなとインターチェンジで少しミニサイズの風車を発見。大型車の転回場に入り込んで見に行ってみる。

酒田みなとICの風力発電 (04/21撮影・酒田みなとICにて)

どうやら風力発電をしているようなのだが、何しろこじんまりし過ぎていてどうにも商業ベースではなさそうだ。しかも酒田みなとICは末端インターだから、電気を使うような建物もない。これはいったい何なのかと近寄ってみたが、やっぱり風力発電の風車だ。風を受けてグルグル回っている。

多少近寄ってみる (04/21撮影・酒田みなとICにて)

足元にあった説明板を見ると、やはり昨今の環境に対する企業の見方もうかがえる。前後の土地を見ると、将来の延伸も考えてか、酒田みなとの本線からちょうど延長線を伸ばしたラインで、県道にぶつかる場所まで高速道路で用地買収済みみたい。その空き地を利用して、なおかつ風力で得られた電力を使って、電光掲示板やら自発光デリニエイタの電力の足しにしているみたいだ。

説明板 (04/21撮影・酒田みなとICにて)

5KWと小規模ながらも、これはけっこういいことだから、NEXCOももっと沢山作ったりPRしてもいいんじゃないだろうか。それともこの風力発電、実は赤字が出ているのかな?そのくらい地味な扱いだ。

ハイウェイラジオの「放送区間終わり」

寒河江SA?で撮ったポスターの一部

NEXCO東日本のホームページの中でも、なかなか侮れないコンテンツの一つに、東北支社の「今月のお客様の声」がある。

もっとも、東北地方で高速道路を頻繁に使っている人なら、SAやPAのトイレ、掲示板などで見かけるポスターのやつ、とでも書けばピンと来るんじゃないだろうか。
どことなく、スーパーの入口に貼ってある「お客様からの投書」(お客からの投書と店側からの返答が掲示されているやつ)を思わせるものだけど、さすがに金をかけているためか、苦情や質問もかなり腐心して選んでいるように見える。そりゃそうだな、「高速道路高いです」なんて投書を取り上げてもどうしようもないしな。

中には秀逸な質問や意見もあって、これがけっこう面白い。今回(2007年3月分)、「おっ」と思ったのは、
ハイウェイラジオの放送区間の看板について東北地方の高速道路には、
「放送区間始まり」の看板があるのに、なぜ「放送区間終わり」の標識がないのでしょうか?

というもの。

NHKの周波数は覚えていないくせに、ハイウェイラジオの1620kHzは全国一律だしいつの間にか覚えてしまっている(YBCの918kHzも覚えているが)。そんな馴染みのハイウェイラジオだが、確かに「ここから」というアナウンスの標識(あるいは「○km先から」というアナウンスの標識)は見たことがあるけれど、「ここまで」というのは、ほとんど見たことがない。

その理由は以下の通り。
放送区間は、制限速度で高速道路を走行した場合、
ほとんどのお客様が放送内容をご理解いただける、
最低2回の放送を聴ける延長を確保していることから、
東北地方に限らず全国的に「おわり」の表示板を設置しておりません。

なるほど。確かに普通の人がラジオをつけて、情報をモノにできる区間さえ電波を飛ばしていれば充分だ。そして、恐らくほとんどの人がそうだと思うが、電波の範囲が終わる前に、そもそも情報だけ仕入れればスイッチを切ったり他の局に切り替えるし。

とは言いつつも、一つ気になったのが『全国的に「おわり」の表示板を設置しておりません。』というもの。あれ?どこかで「ここまで」っていう標識を見たことがあるような気がするんだけどなあ?

2007年04月28日

山形県警がゴールデンウィーク中の渋滞予測地図を始めて作成

GW期間中の渋滞予測地図-県警が初めて作成、HP掲載(山形新聞)

いよいよ始まった大型連休、今年は1,2日を休めば9連休というのもあって、移動の長距離化+スケジュールの長期化もしてるのかな。

さて、山新にも出ているように、山形県警が始めて県内の交通渋滞予測マップ(山形県警・PDFファイル)というものを作った。

県内で特に渋滞が予測されているのは次の4ヶ所。
・R13 上山市中山~南陽市川樋の北行き(ピーク10km)
・R13 山形市飯田~上山市金瓶の南行き(ピーク4km)
・R7 遊佐町吹浦~菅里間の南行き
・山形道西川ICの本線料金所

山新にある
> 国道の3地点についてはいずれも、4車線から2車線に車線が変わる地点。
> 合流の際に車の速度が落ちることで車の流れが悪くなるという。
というのは、ちょっと疑問符の残る説明だけど、長距離移動はもとより県内移動でも渋滞する時間帯を外すなどして、あわてない運転を心がけるとしますか。

「東北の5年で見えるみちづくり」が公表 日沿道の温海~鶴岡はH23年度開通予定

11年度までに2車線開通・日沿道温海―鶴岡間で国交省目標(山形新聞)
日沿道:温海-鶴岡区間、11年度開通の見込み--国交省 /山形(毎日新聞)

先日、国土交通省の東北地方整備局が公表した「東北の5年で見えるみちづくり」。これは、国道の新設や改築をはじめ、東北地方の道路整備の今後の目標、そして昨年の設定した目標に対する評価をまとめたものなのだけど、やっぱり新聞の注目点は、今年度新たに目標に加わった日沿道の温海IC~鶴岡JCT(H23年度)みたいだ。

既にここでも何度も取り上げているけれど、同区間はかつての日本道路公団が作る有料の高速道路ではなく、国と地方自治体のお金によって建設される新直轄方式が採用されて、建設が進められてきた。ところが不思議になことに、そのまま道路公団が、つまり現在の3つの高速道路会社が建設する区間については完成予定年度がそれこそ平成32年度まで公表されているのに、新直轄の区間については伏せられていた。

今回、同区間の完成目標年度が公にされたことで、地元の自治体や関係者も胸をなでおろしたことだろう。そして同時に、完成した後に地元がすべきことは、平成23年度までにスタンバイさせねばならない。幾度となく書いてきたけど、高速道路はあくまでもツールなのであって、それ単体は打ち出の小槌でも何でもない。ましてやこの区間は新直轄で作られるいわば「有用道路方式では採算が取れない」道路なのだから、なおのこと地元も他人(接続するNEXCO東日本や建設主体の国)に任せちゃダメなわけで。記事や国交省のペーパーを見ると、ここができたことによって8分の時間短縮だとか、病院への30分圏域人口がどうだとかダブルネットワークだとか書いてあるけど、8分の短縮で何が生まれるのか(もっとも、この高速道路なんてこの1区間だけで考えてはダメで、例えばR7で言う、新潟県境から酒田や秋田県境までの時間で考えるべきだけど)を考えて生かしていかないと、「ご立派な道路」が出来て終わり。むしろR7沿線の産業が衰退して終わっちゃうよ。ここはこうご期待だ。

このほか、H19年度に完成目標として上がっているのは、R13主寝坂道路の残り区間、R113赤湯BPの一部区間、R7宮海拡幅の残り区間、R13上山BPの一部区間。上山BPは本当に早く作ってほしいと思う。その後に東北中央道が作られるという計画はどうかと思うけど。

ハイウェイカードの払戻し、平成19年9月からは振込みでの払戻しのみに

ハイウェイカードの払戻しは郵送受付による銀行等への振込みとなります~ 現金での払戻しは平成19年8月まで ~(NEXCO東日本)

ということだそうで、今回のゴールデンウィークやお盆の時に「あれ?いつの間にハイウェイカードって使えなくなったの?」と気づいた方は、そのままの足で払戻しされることをお勧めします。

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