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2006年06月 アーカイブ

2006年06月07日

101件の「東北とるぱ」が掲載 山形は東北最多の36件

101件の「東北とるぱ」をホームページに掲載しました(国土交通省・東北地方整備局)
東北とるぱ!(東北とるぱ!)

101件のうち、山形が36件もあるなんて予想以上だ。
なんか思っていたよりも、しょぼいというか、お手軽な写真でも載ってしまうんですね。
カレンダーに使えたりとかデスクトップにしたくなるような写真がないなあ。

2006年06月08日

JA全農庄内が14年ぶりに職員募集

14年ぶり職員募集 JA全農庄内(朝日新聞)

> 「20代の職員がいない。農業の担い手確保対策など、新しいものの見方ができる職員が必要だ」と説明。

20代の職員がいない。それは、心の底から「異常な事態」だと思う。
しかし同時に、今の庄内(に限ったことではないが)の農家を見ても、20代が少ないというのはこのJA全農庄内と同じと言える。

2006年06月09日

後部席のシートベルト、付けないと致死率4倍

後部席のシートベルト、付けないと致死率4倍(読売新聞)

米沢繊維協同組合連合会が米沢織を使ったクールビズシャツを開発

米織で涼しい夏~米沢の織元がクールビズシャツ開発(山形新聞)

JAFエコドライブ宣言に参加

JAFエコドライブ宣言で、「チーム・マイナス6%」チームパスを差し上げます(JAF)

参加してみた。
宣言文と住所だけでオッケー。お手軽だ。そもそも、自分たちがやれることも簡単なことの積み重ねでしかないけど、積もり積もったものを激しく期待するのです。

JAF「道路の満足度と今後のあり方に関するアンケート」 山形県民が求めるものとは?

6割の人が道路の改良を希望、4割が生活道路を最優先に(JAF)

1万人を超える人から回答があったというこのアンケート。ちょっと詳しく見ていく時間がないんだけど...。
まずプレスリリースで最初にあがっているのが、道路改良の必要性だ。アンケートでは道路改良の必要性について、6割前後が「必要」と答えているとし、特に幹線道路については7割近くが「必要」と回答しているという。なるほど。さらに、優先度については「身近な生活道路」を上げた人がもっとも多く、約4割。なるほど。

次いで、各道路に望むことで最も多かった事項は、というと
・高速道路→利用料金の値下げ(63.3%)
・地域間幹線道路→車道幅の拡幅・車線数増加(48.1%)
・市街地幹線道路→車道幅の拡幅・車線数増加(45.4%)
・生活道路→歩道や自転車通行帯、路側帯の設置や拡幅・車道との分離(46.5%)

なんか面白くない結果だな。

ちなみに、逆を見ていこうとすると、まず改良の必要性が最も少なかったのが高速道路で51%。それでも半数以上が改良の必要性を感じているのか。これは意外だ。何をどうやって改良するのかあまりよくわかんないな。路面の補修っていうレベルの話じゃないだろ、これ。

おっと、最後に都道府県別の「すすめて欲しい施策」というのがあったので山形verを書いておこう。
・高速道路→新たな道路の建設・延伸(57.1%)
・地域間幹線道路→車道幅の拡幅・車線数増加(57.8%)
・市街地幹線道路→車道幅の拡幅・車線数増加(63.9%)
・生活道路→歩道や自転車通行帯、路側帯の設置や拡幅・車道との分離(53.6%)

あら?高速道路について全国と違ったね。全国では21.4%の人しか答えなかった建設・延伸が、山形では過半数となって1位に出現した。ちなみに、全国的に見てもこの項目がトップになったのは、和歌山(料金値下げと同率で53.4%)・鳥取(63.9%)・島根(57.7%)・宮崎(62.9%)の計5県だけ。まだまだ山形の声というのは、「造れ」っていう要望っていうことなのかな。ちなみに県内分の料金値下げは54.8%でした。こっちもぜひ、ということで。建設と値下げは二律背反とは言い切れないでしょ?

2006年06月12日

トイレ時間が長い女性狙う 車上狙い100件

トイレ時間が長い女性狙う 車上狙い100件(神戸新聞)

山形と直接関係ないんだけど、確かにこれは注意しないといけないなと思ったので、メモ。

ジュンサイの摘み取り始まる・村山の大谷地沼

ジュンサイの摘み取り始まる・村山の大谷地沼(山形新聞)

ああ、この季節が今年もやってきましたね。
はじめてこの光景を目の当たりにしたときは「何やってんだこいつら」と思ったものだけど。

2006年06月13日

NEXCO東日本が平成17年度決算を発表

平成17年度決算の概要(NEXCO東日本)
民営化道路3社、初の決算 会社間で格差(産経新聞)
ETC普及せず、思わぬ利益 高速6社3月期決算(朝日新聞)

あとで書きます。

(参考)
・中日本
中日本、純利益119億円 高速道路会社(中日新聞)
中日本高速道路 06年3月期決算 民営化後119億の黒字(読売新聞・中部)
・西日本
西日本高速の05年度決算、96億円の最終黒字・道路収入増加(日経新聞・近畿)

2006年06月20日

2005年度版「山形の道の通信簿」まとまる 12項目で目標達成

05年度県内道路整備、12項目で目標達成~検討会で報告(山形新聞)

メモ。

2006年06月22日

NEXCO中日本、「管理事務所」の名称を「保全・サービスセンター」に

「管理事務所」を「保全・サービスセンター」に名称変更します~ お客様サービスの向上にむけて ~(NEXCO中日本)
NEXCO中日本、サービス向上のため名変(carview)

昨日21日のプレスリリースだそうです。もしこれを東日本が後追いしたとすると、山形北ICにある山形管理事務所は「山形保全・サービスセンター」ってなることになるね。でも鶴岡ICにある鶴岡工事事務所(鶴岡の場合は、工事事務所が管理事務所を兼ねているという特殊な組織)はそのままになるのかな。これを機会に鶴岡も分離させりゃいいのに。同じ建物の中に看板2つ掛けてさ。あ、所長さんが1人増えるから無駄なコスト増になるのか!

それはさておき、この組織名称変更でどうなるかと言うと、まず「○○管理事務所長」が「○○保全・サービスセンター長」になるってことかな。いかめしさはなくなるような気がするけど、軽くなった感じがしなくもない。メーカーのカスタマーセンターのノリで乗り込むと痛い目見るんだよね、きっと。まあ、きちんと応対してくれれば名刺の肩書きなんてどうでもいいんですよ。

ちなみにcarviewの記事を引用すると、
> ユーザー駐車場や受付・待合いコーナーの充実、対応マナーの向上など、
> ユーザーを迎えて、期待に応えていける十分な体制を整えてゆくという。
うん、そんなもん名称変更以前の問題だと想うけどね。

ETCバーが上がらず停止した観光バスにトラックが突っ込む 上山

ETC開閉バー作動せず追突 トラックと観光バス 上山(河北新報)
東北中央道 山形上山IC  ETCバー上がらず 大型バスにトラック追突  カード挿入異常?(読売新聞)

原因については、河北新報によると、
> 高速隊はバーが作動しなかった原因を調べている。
としか書いていないのだけど、読売新聞によれば、
> 東日本高速道路山形管理事務所によると、事故の直前に料金所のアンテナが、
> バスの車載器から「カード挿入異常」の信号を受けていた。
とのこと。改めて書くまでもないのだけど、ETCがレーンをノンストップで通過できるのは、入口での「券の受け取り」+出口での「券の受け渡し(入口料金所の確認)」&「料金の受け渡し」をETC車載器(&ETCカード)で無線通信で行うから。っていうことは、無線通信ができない=確認ができないっていうことなのでバーが開かないのだけど、これが運転する側のヒューマンエラーなのか、レーンの機械のエラーなのかっていうのは調べないといけない。特に今はエレベーターの件もあるしね。
なのだけど、「カード挿入異常」っていう信号を受けていた、というのが正しいとすれば、これは運転手がカードをしっかり差し込んでいなかったっていうことになる。ちなみに、そもそもETC車載器を積んでいなかったり、取り付けているけど壊れていたりする場合(車載器との無線通信ができない車両がレーンに入ってきた場合)は「非ETC車両」になるそうだ。また、車載器は正常だけどカードが差し込まれていない場合(車載器との無線通信はできるけど、カードが差し込まれていないので決済情報がない場合)は「カード未挿入」ってなるみたい。で、車載器との無線通信はできるけど、カードがおかしく差し込まれているので決済情報がない場合がこれ。なんでこんなにエラーの情報が詳しいかというのはよく知らないけど、異常が出たときの対応が変わるからかな。そういえば ETCレーンって無人になったけど、対応する人は必ず必要なわけで、その対応っていうのも料金所事務所からの無線通信(笑)だから、詳しくエラーがわかったほうがいいのかもしれないね。

というわけで、ETCを使われる方は「ETC利用上の注意点(ETC総合情報ポータルサイト)」あたりを再度読んで、事故の無いようにするべきだね。後続車も「前の車もノンストップで行くだろう」って突っ込んでくるんだから。ちなみに、上記の「ETC総合情報ポータルサイト」では、
> ETCレーンに設置されている開閉バーは、車載器とアンテナの通信が正常に行われなかった場合、
> 開かないことがあります。
> 開閉バーの未作動は車載器へのカードの未挿入、不完全挿入、料金所直前での挿入などによって起こります。
と。ドラなびETC情報の「料金所の通り方」でも
> また、ETCカードの未挿入、不完全挿入、直前挿入などの原因により正常通信ができない場合、
> 開閉バーが開かないことがあります。
ってあるけど、通信が正常に行われなかったら、「開かないことがある」じゃなくて「絶対開かない」だと思う。わざわざ含みを残しているっていうことは、万が一には「開いちゃうかもしれない」っていうことなのかな。その場合料金はどうなるの?とか、入口がそれで通過できちゃった場合、出口ではどうなっちゃうの?とか妄想を繰り広げると際限がない。ただ、これは妄想をしても何の意味もないけどね。実際問題開かないと思うし。

(追記)
交通事故:観光バスにトラック追突 ETCカード誤挿入か--東北中央道 /山形(毎日新聞)
山形上山ICバスにトラック追突(朝日新聞)

毎日によると事故の原因について、
> 同ICを管理する東日本高速道路株式会社山形管理事務所によると、
> 料金所の機器は、このバスに対し、カード未挿入の状況を確認し、
> レーン内の電光掲示板に「ストップ」サインを表示していたという。

朝日によると、運転手の談話として、
> バスにはETCカードが挿入されており、ゲートを通過する際の速度は、
> 標識で指示されている20キロ以下だったという。
なお、
> 東日本高速道路東北支社によると、県内の高速道路に設置されているETC専用ゲートでは05年度、
> バーが開かない不具合で3件の追突事故が発生しているが、これまでけが人はいなかったという。

まあ朝日だし。
ちょっとこれは続報見たいかも。

2006年06月23日

チャイルドシートの使用率、24.5%で全国最下位

チャイルドシート使用率 県内24.5% 全国最下位(読売新聞)

すげえ、さすがにチャイルドシートといえども全国最下位となると、驚く。
全国平均が49.4%なので、半分っていうのはさすがにまずいよね。なんでだろう?って理由を考えると、記事では県警交通企画課の話として
> 「使用義務化以降に生まれた子どもの親の中には、制度を知らない人も多く、
> これが使用率の低下につながっているのでは」と分析する。
なるほど。全国平均を大きく下回っている理由はよくわからないんだけど、安全のためにもやっぱりつけるべきだと思いますよ。後部座席にも推奨されている世の中だしね。

2006年06月26日

雨の日の事故は降り始めに多い 兵庫県警の調査

昨年の降雨時人身事故 降り始め1時間内4割 県警分析(神戸新聞)

まったく別の県の話だけど、梅雨まっさかりなこの時期、山形でもまったく参考にならない話じゃないだろうからピックアップしてみる。この調査によると、降雨時の事故の発生件数のうち、降り始めから1時間以内に起きたものが40%を占め、2時間までで60%になるという。「兵庫の雨が長く降らない」っていうことだとこれはあてはまらないのだけど、さすがにそれを言い出したらねえ。

さらに、「弱い雨」が降っていると、1時間あたりの事故発生件数が、一般道で非降雨時に比べ2倍、高速道路だと3倍になっているという。なるほどね。記事はこんな風にまとめています。ご参考にまで。

> 雨の降り始めには、路面の油や土砂などの微粒子が雨と混じり、すべりやすい膜が形成されるため、
> ブレーキをかけたときにスリップ現象が発生しがち。速度を落とし、
> 車間距離を長めにとることなどが注意点という。

秋田県・由利本荘市で日本海沿岸東北道のシンポジウム

地方点描:戦略[本荘支局](秋田魁新報)

日本海沿岸東北道で、近い(?)将来つながるであろう秋田県本荘市、と思ったら今は由利本荘市って言うのか、で行われたシンポジウムの記事。同じ「日本海側」っていう単純な括りで新潟と秋田を比較するというのは危険な香りがするけど、(それは山形を新潟と比べてもそうだけど)言わんとしていることはわからなくもない。
特に私がこのサイトでけっこう書いているストロー効果について、
> 高速道路によって都市間交流はさまざまな分野で活発になった。
> 3時間圏内の交流が特に盛んで、新潟市からは東京、仙台、金沢、長野などが同心円に入る。
> 一方で「交流が盛んになるほど、金が外に流出する」との声もあるという。
> 金や人材、活気が吸い取られてしまうようでは、何のための高速道路か分からない。
> 「出」と同等以上の「入り」を獲得するための戦略が必要になる。
と書かれているのは興味深いです。もっとも日沿道の開通効果は、秋田の由利地域が秋田~秋田道~東北道という既存の高速道路ネットワークだけではなく、日沿道~関越道というダブルネットワークを持つということだけじゃないと思う。ざくっと計算すると所要時間は多少減るような気がするけど、むしろ本荘と酒田が30分圏内(たぶん)になることや、新潟が2時間半圏内(たぶん)になることも大きい。これは地図上で測っただけなので不確かだけど、たぶん本荘からなら仙台より新潟の方が近くなるんじゃないかな。高速道路のネットワークは、必ずしも遠距離の移動というだけではなくて、100km圏内や日帰り圏内の拡大あたりの方が威力が大きい気がする。

これは山形の日本海側にも言えることで、近くて微妙に遠い新潟市が近くなる。「日本海側初の政令指定都市」を虎視眈々と狙っている新潟市がだ。つながった時に、新潟市の環に入ってどういう影響を受けるのか、もう一度魁の記事を引っ張っておく。
> 金や人材、活気が吸い取られてしまうようでは、何のための高速道路か分からない。
> 「出」と同等以上の「入り」を獲得するための戦略が必要になる。

2006年06月27日

日本橋の首都高移設問題で、村井・宮城県知事がブチ切れ

首都高移設は無駄遣い、地方から批判(ニッカンスポーツ)
日本橋上の首都高移設 宮城県知事「ナンセンス」(河北新報)
宮城県知事記者会見(宮城県)

以前「日本橋の首都高移設問題、費用は最大5,500億円」で書いたけど、お隣宮城の村井知事(未だに宮城の知事は浅野さんだと思ってしまうなあ)がバッサリ斬った。県の会見録が出ていないので新聞記事の記述だけに頼るのは危ないのだけど、かなり小気味よく斬った模様。
> 「盛岡―八戸間を新幹線が走るだけのお金を投入するとは全く理解できない」(河北新報より)
というのは、私が前に書いた山形の高速道路残事業よりも正確かつ具体的でイメージしやすい例え。なるほど。ニッカンスポーツにある
> 「なんら不便はないのに、景観を良くするためだけに巨額の事業費を投入するのはおかしい」
というのを本当に言ったのだとすれば、それはちょっと言いすぎかなという気がするんだけど、軒並みGJ、ということで。

2006年06月28日

JAFから「エコドライブステッカー」などが届く

真ん中の黄色いのがそのステッカー。反射板仕様になってて、
「ご自身のエコドライブ実行とともに、周囲のクルマにも呼びかけいただけますと幸いです」
だってさ。

左上のリーフレット、右上の緑色した「チーム・マイナス6%チームパス」も一緒です。これを貼るからには、少しエコドライブを心掛けて走りたいですね。
これ以上暑くなって、山形の最高気温記録が抜かれないためにも。って、おい。

2006年06月29日

温海で日本海沿岸道期成同盟会開かれる

日本海沿岸道期成同盟会 名称「県境地区」に変更 合併後初の大会開き意思統一(荘内日報)
日東道建設促進へ山形で大会(新潟日報)

大盛況だったように見えなくもないんだけど、これの出席者って、行政(国とか県とか市とか)が半分で、残りの半分の大半が業者なんだろうなあ。もう少し違った形でアピールできないもんだろうか。今どき「決起大会」とか使ってるところもあるみたいだし。

2006年06月30日

国土交通省・東北地方整備局が2006年度版「5年で見えるみちづくり」を公表

2006年度版「5年で見えるみちづくり」策定(国土交通省・東北地方整備局記者発表)
東北の5年で見えるみちづくり(国土交通省・東北地方整備局道路部)
77区間整備を明示 東北整備局管内06-10年度(河北新報)
上山バイパス、09年度全線開通-東北整備局が道路事業目標(山形新聞)

いやあ、特に目新しい感じのものはなかった気がする。R13上山バイパスにしろ、R113赤湯バイパスにしろ、なんとなくそんなもんか、っていう感じだし。できればこういうのを県もやってくれないかなあ。既にやっていたらごめんなさい。

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