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「デンジャーゾーン」は有効なのか

これまで、
事故多発地帯をカラー舗装 ~ 「デンジャー・ゾーン」を設定へ
R13・R112の4ヶ所に「デンジャーゾーン」設定へ 名称・色を公募
名称決定、「デンジャーゾーン」 8月上旬までに舗装も終了
「デンジャーゾーン」のカラー舗装、まず西川で完成
と書いてきた、県内4ヶ所の国道に設定された「デンジャーゾーン」の有効性を問うてみたい。えらそうなことを書いてみたが、ド素人が何をできるんだろう。

まず、去る9月27日に西川町のデンジャーゾーンに行ったときの写真を見てみよう。周囲への注意が散漫になりがちで、しかも視界も悪くなりかける夕暮れ時を狙って行った。このへんまでは、かなり上出来な展開だが、デジカメの電池がなくなってしまい、やむなく携帯電話のカメラでの撮影だ。

西川町R112のデンジャーゾーン(09/27撮影)

写真を見ると明かりが足りていないのが明白で、ぶっちゃけたところ何の写真だかわからない。でも、はっきり言ってこの時間帯だとカラー舗装なんだか夕日の照り返しなんだかわかんないんですよ、実際。現地に立ってみて思ったのは、この舗装の意味が伝わるのかなといったところ。もっとも、ドライバーに意識させなくても注意喚起し、結果として事故が防げば効果はあるってことなんだけどね。

と、ここで、国土交通省の記者発表資料を見てみよう。
「デンジャーゾーン舗装」導入による交通挙動の変化について 指定最高速度遵守車輌割合が約1.6~1.8倍増加。 平均走行速度が約1割低下。交通事故発生0件。(国土交通省山形河川国道事務所)
タイトル長すぎだよ。というのはさておき、一定の効果があったという内容。設置から2ヶ月の間、人身・死亡事故の発生もないという。へえ。

中身を詳しく読んでみたけど、なんでこういう効果出たんだろう、と逆に興味が湧くような結果だね。これははたしてデンジャーゾーン設置の効果なんだろうか。西川の歩道に立ってみて、「これ、50km/hで走ってたら横の看板の文字なんて識別できないな」と思った身としては、やっぱり信じられないんだけど。無意識の効果ってやつなのかなあ。

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2005年10月12日 17:40に投稿されたエントリーのページです。

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