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2007年08月 アーカイブ

2007年08月02日

尾花沢の道の駅「花笠の里 ねまる」、6日にオープン

道の駅「ねまる」開設 6日・尾花沢(河北新報)

一般国道からも尾花沢新庄道路からもアクセスできるというのは非常にいいことだと思うのだが、そもそもなんで夏休みなのに休日や休前日ではなく月曜にオープンさせるのかというのが残念だ。3日か4日にオープンすれば、それなりに華やいだかもしれないのにね。

日沿道・温海ICのアクセス道路が開通

あつみ温泉トンネルの開通式 日沿道温海ICアクセス道(山形新聞)
あつみ温泉トンネル:開通式、関係者ら祝う 日沿道温海ICへのアクセス道 /山形(毎日新聞)

あつみ温泉の温泉郷から山一つ西に出来上がるという日本海沿岸東北自動車道の温海IC。その温海ICとあつみ温泉との間を結ぶアクセス道路が開通した。これまでも、「温海ICへのアクセス県道、今秋にトンネル着工」「あつみ温泉と温海ICを結ぶアクセス道、07年度内完成見込む」などでこの話は書いてきたけど、こうして着工から開通まで見てみると、よくわからないうちにずいぶんこのブログを書いていたのだなあと可笑しくなってくる。

さて、このアクセス道路、当面は温海中と温海小を結ぶくらいしか役に立ちそうに無いのだけれど、温海ICが開通するH23年度には、いくらかにぎやかになるのかな。それよりも山北町から北上してくる車が利用しやすいように、R7からICまでの道路をもっと整備するべきだと思うんだが。

2007年08月21日

20日から山形道などで料金割引社会実験始まる

ETC車高速割引を拡大∞東北6県できょうから(朝日新聞)
東北地方の高速道路の料金割引社会実験~8月20日から開始します~(国土交通省東北地方整備局)

以前、山形市周辺の山形道・東北中央道でも「社会実験」(この名称なんとかならないのかな)でETCの時間帯割引を行っていたが、今回のは少し違う。
東北6県でそれぞれ行っているので、詳しくは上のリンク先(国交省)を見てほしい。なお、割引内容(PDF)だけ見るのも可。

さて、今回の料金割引実験の目的は、
> 地方部で国道に並行する高速道路を有効活用し、
> 地域が抱える課題(一般道の慢性的な渋滞等)を解消・緩和するため
と書いているように、高速と並行する一般道の渋滞解消等が目的だ。というか、高速道路を有効活用することで達成される地域の課題ってほかに思いつかないんですが。

そういった意味でいくと、今回の山形周辺の割引対象エリアは広い。東北中央道は全線、山形道も寒河江SA併設のスマートICから村田JCTまで、さらに東北道の国見ICから泉ICまでも範囲に入る。どんだけだよ。山形市周辺の一般道の混雑緩和のためなのか、R48などの交通の転換か、はたまた山形-仙台だけではなく、山形-福島という広域移動の活性化を狙ったものなのか。これは壮大な実験だなと思う。

もっとも、利用する側としてしては割とどうでもよくて、「いつ」「どこからどこまで」「どうすれば」安くなるか、というのが肝心だ。
記者発表によると、この実験は既に20日から始まっており、終了日は未定。報道では年内いっぱいは続けるようなことを言っているけどどうかな。平日の15時~17時という、帰りの通勤時間帯よりは早いけど、買い物とかでそれなりに交通量が増える時間帯が対象。入口か出口の料金所をETCでこの時間帯のうちに通過すれば3割引になるというものだ。ただし、対象距離は100kmなので、例えば山形上山ICから東北道の国見ICまで走るような場合は割引対象とならないので注意が必要だ。というか、そんな人は蔵王ICから降りてR13経由で行く気もするし、福島からR13、白石からR113を使うんじゃないかという気もするけど、まあいいや。

上にも書いたけど、これが本当に「高速道路の料金を下げる→高速道路に一般道の交通が転換される→沿道の混雑を緩和する」と教科書どおりに結果に結びつくかどうかは未知数。まず時間帯の設定からして、どういう交通を狙っているのかわからない。高速道路に転換できるのかな。非ETC車両の多いような層が大半を占めていたら、まさかこのためにETCをつけようなんて思わないはずだから、あまり転換されないんじゃないかなあ。むしろ、全時間全車種を2割引とかしたら交通量がどうなるか、っていうほうがいわゆる料金引き下げの議論に結びつくから、はるかに全国から着目されるような気がするけど、そこまで大英断を下せる人はそういないか。

2007年08月27日

山形道にカモシカが迷い込む トンネルで捕獲

山形道にカモシカ トンネルで捕獲(読売新聞)

こんなことがあるんだね。
> 26日午後1時ごろ、山形市釈迦堂の山形自動車道
> 山形蔵王インターチェンジ(IC)近くの唐松トンネル内下り線で、
> 「国の天然記念物のニホンカモシカらしい動物がいる」と、
> 東日本高速道路東北支社仙台管理事務所にドライバーから通報があった。
唐松トンネルってどこかと思って調べたら、笹谷トンネルから山形のほうに降りてきて、
山形蔵王インターの直前のトンネルらしい。
ああ、あのトンネルを抜けるとインターが見えて一安心するあそこか。って、市街地近っ。

> 県警高速隊によると、カモシカはトンネル内の車道脇の作業用の歩道上にいた。
> 同隊が、天然記念物に関する業務を所管する県教委に連絡するとともに、
> 獣医師に捕獲するよう依頼。県教委職員らも立ち会うなか、
> 獣医師が麻酔銃でカモシカを撃って眠らせたうえで、高速道路上から運び出した。
> 車とカモシカが衝突するなどの事故はなかった。カモシカはけがをしている様子だったという。
これはこれは大捕物で。この影響で関沢と蔵王の間が30分ほど通行止めになったらしい。

高速道路はもともと、ほとんどどんなところでフェンスによって隔てられているのだけれど、
中にはこれを掘ってくぐる小動物もいるし、カモシカクラスになると飛び越えるのもいる。
運転していると、確かに高速道路にそんな動物が出てくるなんて思いもしないが、
よくよく考えると一般道だって動物が横切るなんていうのはよくある話だな。
当然、動物の侵入が頻発したり予測される場所には対策はされねばならないけれど、
運転する側も、特に注意喚起の看板があればなおのこと「まさか」っていう考え方をせずに
「もしかしたら」っていう考え方で運転しないといけないね。

どうでもいいけど、このドライバーさん、なんで仙台に電話したんだろう。
笹谷インターから山形側は、山形の事務所なんだけど。
NEXCO東日本東北支社事務所一覧

2007年08月29日

県警「ハイビームの活用を」と訴え 夜間死亡事故急増を受け

車のライト上向き活用を呼びかけ(読売新聞)

> 県警は、夜間車を運転する際、車のヘッドライトを上向きにする「ハイビーム」を
> 積極的に活用するよう呼びかけ始めた。
> 今年県内で起きた歩行者や自転車の死亡事故の大半で、
> はねた車が事故時にライトを下向きにする「ロービーム」で走っていたといい、
> 県警交通企画課は「対向車や前方の車がない時はハイビームで走るのが原則。
> 状況に合わせ、こまめにライトを切り替えてほしい」と話している。

ってあるけど、ハイビームって対向車の眩光を考えるとどうしても躊躇しちゃうもの。
記事によれば、ロービームだと40mほどまでしか光が届かないが、
ハイビームだと100m先まで届くとのこと。

> 同課は「時速60キロで走行中の車が急ブレーキをかけても、
> 停止するには乾いた路面でも33メートル必要」と指摘。
> 「ロービームだと、急ブレーキをかけても間に合わない恐れがある」とする。
確かに、交通量の少ない田舎道=田舎なので「いないだろう」という油断=田舎なので暗い
というのもあって、確かに田舎ほど危ない気がする。
だって、時速60kmなんて、......ねぇ。

自分もなかなか使うのをためらうハイビーム。
事故を起こしてからでは遅いのだから、積極的に使ってみることにするか。

ちなみに、読売の記事にハイビームとロービームの見え方の違いがあったので紹介。
読売新聞より

読売新聞より

記事の説明書きをそのまま引用すると、
> (上)がハイビームを使用した場合で、(下)がロービーム。
> 黒服の人までは40メートル、白服の人までは80メートル離れている。
なるほど。

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