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高速道路6社、職員給与は国の1.1倍と依然高水準

東日本など高速道路6社、職員給与は依然高水準(産経新聞)

これまた例によって共同配信記事。
旧道路4公団の社員の給料が、国に比べて高いという話。そもそも山形県だってラスパイレス指数は100.5と100を超えているし、ラスパイレス指数そのものがはたして給与基準の目安になるかどうかというのが非常に怪しい。どうでもいいとまでは言わないけど、共同はやっぱり検証するっていう姿勢が欠けてるんじゃないのかなあ。

記事によると、中日本が115.3、西日本が115.1、東日本が114.2、本四112.0、首都111.0、阪神109.5の順。それでも2003年の旧道路公団の平均が121.2だったので減ってはいるものの、
> 猪瀬直樹氏は「100以下にすべきだ」と批判、
> 各社トップは「100に近づけていくよう努力していきたい」などと答えた。(記事より)
別に高速道路各社の肩を持つつもりは無いし、山形県と比べるまでもなく1.1倍というのは高い気がするけど、

民間会社(いちおう)に介入するなよヘタレ作家

それより露呈したのはETCが普及しても料金収受員はやっぱり減らないという事実。そりゃそうだろ。料金収受の現場に人がいらないとはいえ、例えば間違えってETC専用のところに入った車の処理とか、対応を考えると、建物の中に結局一人必要なんだから。業務が全くゼロにならないのだから、減りが鈍いのも当たり前。ETCが普及すれば人員が飛躍的にスリム化するというのは、旧公団やORSEの妄想だったんですよ。レーン数が増えてゆけば、有人レーンは減る+ETC対応業務は2レーン以上兼務は難しくないっていうイメージができるから、減っていくのかなっていう気がするけどさ。

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2006年02月01日 09:15に投稿されたエントリーのページです。

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