1月までの利用は1日平均135台-山形道・スマートIC(山形新聞)
以前、「スマートIC実験第1週、1日平均128台が利用」で、
> これから「雪に強い高速道路」の本領発揮となるのだろうか。
と書いたが、追い風になったのはETC専用の割引システム、「通勤割引」だった。詳しい利用報告を見てもよくわかる。平日と休日の利用台数の差や、利用時間帯、あるいは利用者の目的地ICを見ても、やはり通勤利用者がメインになっていることは間違いない。
そうなると、なおのこと、特性を活かしたICづくりや利用者の拡大を図っていく必要がありそうだ。上下線のSAを一箇所に押し込めた寒河江SAの構造上仕方ないとはいえ、利用者をぐるぐる回す今の構造は、もう少しすっきりさせたほうが通勤利用者のウケもよさそう。
また、周辺に民家が少ないとはいえ、後背には大江・朝日の両町がある。今回のスマートICの設置にあたっては自治体が多くのお金を出しているのだから、もっと頑張って欲しいところ。また、多くの利用者が山形市内への通勤のため通っているのも大きい。山形市内の事業者へのはたらきかけも必要なんじゃないかな。今回の社会実験では、道路公団の陰が薄いけど、会社の車へのETC拡大も視野に入れてもっと力を入れてもいい気がする。
あと、やはり休日の利用者が伸びない一因に、一見さんにとって寒河江スマートICで降りる目的がないというのもありそう。あくまで社会実験とはいえ、スマートICも他のICと同様に、「寒河江スマート 大江」みたく緑の看板立てたらどうですか。あとは、やはり周辺への利用目的を作らないとねえ。周りの施設が近傍のICとして紹介するなどして、知名度を上げていかないと、存在すら知られないまま3月になってしまいかねないもの。あ、さすがに、ホテルシンフォニーアネックスは、
> スマートインターチェンジ寒河江SA(ETC専用)より車で1分
って書いてるね。