« 産経新聞が地方版を統合 | メイン | 住民投票の結果受け、「はながさ市」が破綻 »

天童市長選挙・市政の課題

「青年都市」人口増に陰り 天童市長選・市政の課題(河北新報・認証あり)

珍しく河北新報から話題を拾う。
地味ながら宅地開発やベッドタウン化が進んでいる天童市にも陰りが見えてきているというお話。天童と言えば、県外の人にはどうしても「将棋・温泉・よしみ」という三段落ちだろう。寂れた温泉街というイメージしかないかもしれない。しかし、県内では割と評価が高い。山形の旧市街ほど土地も高くなく、整備された宅地分譲がある。行政サービスもそこそこ。山形の中心部へなら、山形市の郊外とアクセスもさほど変わらない。東村山郡2町と並んで人口が伸びつづけているのは、やはり訳があるのだ。

そんな中、成長度を表す人口の伸びがついに頭打ちに。もっとも、住むだけの人口が増えても、地元産業への影響はもともと小さかったはず。例えば、東京近郊のベッドタウンの町では、「埼玉都民」のような人の比率が結構なものだから、それまで住んでいた人たちの産業云々は、さほど重要ではないかもしれない。でも、天童の場合、全体を見た街づくりが期待されているのかもね。「とかいなか」ではかなり難しい問題だとは思うけど。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yamagata.s77.xrea.com/mt-tb.cgi/92

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2005年02月17日 11:51に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「産経新聞が地方版を統合」です。

次の投稿は「住民投票の結果受け、「はながさ市」が破綻」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type