鶴岡JCT縮小、7号との交差個所新設・日沿道(山形新聞)
これは実はすごく画期的なことです。一つは、これによって鶴岡~温海間が無料区間になることが確定したということ。そして、高速道路を建設するにあたり、一般国道と併せて車の流れを考えるようになったということ。
具体的なことは記事を参照してもらいたいが、JCTのランプを減らし、JCTの構造をコンパクトにするというもの。三叉のJCTの場合、都合6ランプ(本線含む)必要だが、これによって4ランプ(同じ)で済む。今までの「酒田-山形」方面の上下線はそのままに、「酒田-温海」方面の上下線ランプを新設。残った「温海-山形」方面は、例えば温海ICから来る場合、R7との交差箇所から一旦一般道に降り、鶴岡ICから再び高速道路に乗ることになる。鶴岡~温海間が有料道路ならば、一旦無理に一般道を経由させるという構造は取れないはずだ。
仮に、交差箇所の整備がJCTの代替としての役割だけを考えているのならば、ハーフ構造ということも考えられる。つまり、温海IC→交差箇所出口および交差箇所入口→温海ICのみで、交差箇所から入って酒田方面には行かれないという構造になるだろう(そういう人は鶴岡ICを利用する)。
記事によればこれによって鶴岡~温海の交通量が3倍になるとのことだが、さすがにこれは眉唾物としても、一定の効果は得られると思われる。あとは、どうやって利用者が混乱しないように誘導できるかというところかと。