東北中央道60%増 山形道も6.7%増える--高速道料金割引実験 /山形(毎日新聞)
ずいぶんざっくりとした記事なので、どう書いていいのかわからないのが本音。国土交通省山形河川国道事務所の記者発表にも最終報告がされていないので、それを見ないとなあ。
60%増というのも、おおよそ2,800台から1,600台増えて4,400台という程度だろうから、増えた台数の扱いにも困る。なお困るのが、期間前と最中で一般道の交通量も微増しているということ。調査地点の問題もあるが、交通渋滞解消というお題目に対しては、どう評価してよいのやら。
言えることは、まずこの料金設定なら近距離利用者でもこれだけ食指が動くということ。隣接IC間なんて誰も乗らないだろと思っていたけど、けっこう利用者がいて、しかも100円とかになるから思いのほか利用者数も伸びていた。また採算性という点では、5割引という料金設定に対してこの増加、という価格弾力性の点において再考する余地があるということだろう。高速道路の料金なんて一朝一夕で変えられないものとは思うけど、またやってほしいです。全区間100円均一とかで。