映画ロケ地 首都圏でPR マップやパンフレット無料配布(読売新聞)
読売新聞の地域ニュースって、すぐに記事が消えちゃうから嫌なんだよね。
今年の山形映画シリーズ(「スウィングガールズ」「隠し剣 鬼の爪」)では、ここぞとばかりに自治体や観光協会などが頑張っている。映画のロケ地ということで、観光客を県外からも引っ張ってこようというわけだ。なるほど。中村、おまえにしちゃいいアイディアだ。誰だ、中村。
藤沢周平・山田洋二の「隠し剣 鬼の爪」のロケ地はやはり庄内ということだけあって、県庄内総合支庁をはじめ、鶴岡市などが「庄内ロケ支援実行委員会」を立ち上げた。「庄内映画ロケ地ガイドマップ」は「たそがれ清兵衛」のも含めて作ったとか。「たそがれ」公開時に問い合わせが殺到したそうだ。
100万円をかけて、A4版4ページのマップを4万部作成、記事によれば都内の映画館や山形ソラリス、鶴岡市役所などで配布しているらしい。問い合わせは鶴岡市の観光物産課まで。
一方、矢口史靖の「スウィングガールズ」の舞台は置賜。こちらも映画のシーンやロケ地の画像をふんだんに使った「スウィングガールズ ロケ地巡り」というパンフレットを作成。同じA4版4ページのつくりだが、8万部も刷り、うち5万部を首都圏で展開するという気合の入れよう。ちなみに2万部を仙台圏ではき、県内でも1万部配られるとか。こちらの問い合わせは、県置賜総合支庁の商工労働観光課まで。そういえば、大代表にかけて「観光課お願いします」と言ったら、滑舌が悪かったらしく環境課につながったことがあったっけか。
しかし惜しいと思ったのは、「隠し剣」が公開からそれほど経過していないのに対し、「スウィングガールズ」は大半の劇場で19日に終劇を迎える。今日の映画はDVDという二つ目の波があるとはいえ、タイミングとしてはやや遅かったのではないかな。