飯豊デマンド交通値上げへ 原油高で新年度から(山形新聞)
> 町営バスに代わる公共交通機関として、デマンド交通システムを導入している飯豊町は7日までに、
> 原油価格高騰のあおりで燃料費がかさむことや新路線設置による経費増から、
> 新年度をめどに利用料金を値上げする方針を固め、調整に入った。
と、世の中を騒がせている原油の高騰がこんなところにも余波。
でもなんとなく一段落しそうなので、4月から値上げしても話の整合性があわなくなるんじゃないかと思っていたら、
> 「原油価格の下落や大幅な利用増があれば、『値下げ』もあり得る」としている。
だって。
新しい料金は、原稿料金からプラス100円。はたしてこれで業績圧迫は緩和されるのか、はたまたこれが利用者を減らしていっそう悪化する原因となるんだろうか。
意外だなと思ったのは、既に2年ほど経過しているこの飯豊のデマンドシステム、
> 本年度の1日平均利用人数は85人に上り、
> 運行開始当初と比べて約20人増えるなど、町民の足として定着してきた。
と、なかなかの実績を積み上げてきていること。
これまで、このブログでは高畠のを少し取り上げた程度(しかもかなり否定的に)だったけど、このシステムは中規模の農村地域では有効なのかもしれないなと思い始めてきた。