« 山形鉄道フラワー長井線の新駅、「四季の郷」に決定 | メイン | 無理に追い越そうとして対向車線の路上駐車に突っ込み大破 »

日本海東北自動車道・温海~鶴岡の温海トンネル避難坑が貫通式を迎える

日本海沿岸東北自動車道 温海~鶴岡間 温海(あつみ)トンネル避難坑貫通式のお知らせ(国土交通省・酒田河川国道事務所)

新直轄で事業が進められている日本海沿岸東北自動車道の温海IC(仮称)~鶴岡JCT(仮称)のうち、長大トンネルの温海トンネルがついに貫通式を迎えました。
と言っても、いわゆる道路としてのトンネルではなく、その脇に作られる避難坑というもの。これは最終的な目的としては、道路のトンネルで事故や災害が発生したときに、文字通り避難のための通路として用いられるもの。そのため、この温海トンネルの避難坑の大きさも、
> 完成後は救急車両1台が通行できる仕様となっています。
という大きさになっている。同時に、技術的な側面で見ると、大きな断面の道路トンネルを掘るよりも先に断面が小さく掘り進みやすい避難坑を掘ることによって、地質の確認ができたり、水抜きを行うことができるという利点があるという。なるほどね。

ちなみにこの貫通式。どうせ国土交通省とか建設業者とか地元行政の偉い人たちだけでやるのかと思ったら、
> ※ なお、貫通式当日の13:00~16:30まで貫通地点の見学会を実施します。
とのこと。うわ、行きてえええええええ。避難坑なんてそうそう見られないぞ。でも平日じゃねえか!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yamagata.s77.xrea.com/mt-tb.cgi/461

コメント (1)

あべちゃん:

ちょっと時間があったので、強風のさなか避難坑見学会をのぞかせてもらいました。近くで見ると迫力ありました。でも、思った程大きくはありませんでした。実際に出てくる瞬間はすごいんだろーな。
よくトンネルの貫通式だと、一旦貫通させて張りぼてを作って再度貫通させると聞いたことがあるが、今回は一発貫通なそうです。関心するのはよく6000m掘って精度よくぶつかるもんですねー。関心関心。
見学会には近隣の方々が平日で悪天候の中きていました。
いい情報機を聞きました。3月25日の日曜日に一般見学会をするそうです。内容まではあまり教えてくれませんでしたが、機械を引き出してきて先端を回転させたり、坑内を案内してくれるそうです。また行ってみよー。でも時間あるかな。行きたいよー

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年03月06日 11:58に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「山形鉄道フラワー長井線の新駅、「四季の郷」に決定」です。

次の投稿は「無理に追い越そうとして対向車線の路上駐車に突っ込み大破」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type