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山形道の村山区間~庄内区間でもETC通勤割引が適用に

山形道(湯殿山IC~酒田みなとIC)におけるETC通勤割引について~月山道路を経由して山形道を乗り継ぐ場合に通勤割引を2度ご利用いただけるようになります~(東日本高速道路株式会社・プレスリリース)

すっかり忘れていたのだけど、明日11月1日から、上のリンク先にあるように、ETC通勤割引の適用が拡大されます。確かに庄内区間は飛び地だし、整備状況を考えれば、当初からこうやって一体で割引してしかるべきだったんだよね。

詳細はリンク先に譲るとして、補記。
○通常、いったんICを下りてしまった場合、通勤割引時間帯でも二度目は割引対象にならない。
○しかし、山形道は間に月山道路を介しているため「必然的に下りざるをえない」。
○よって、通しで乗った場合に、原則どおりではなく両方割引の対象とする。

○両区間において、条件(キロ数・時間)を満たした際に、両方で割引になる。
○なので、たとえば庄内区間を午後3時台に走り、その後村山区間で17時過ぎに下りても、庄内区間にさかのぼって割引にはならない(村山区間はなる)。
○なので、鶴岡IC→湯殿山IC→(月山道路経由)月山IC→西川ICでいったん下りてまた乗って→寒河江IC、という場合、鶴岡→湯殿山、月山→西川は割引になるけど、西川→寒河江は割引にならない。
○庄内区間の時間確認は、各料金所の通過時間で。

ちなみに、詳しくはこちら、ということで上のリンク先に掲載されているPDFファイルを見ると、面白いことに気づく。

☆両区間でそれぞれETC通勤割引の適用条件をかけることから、庄内で100km以下+村山で100km以下=最大200kmもの区間に通勤割引が使える。
(実際には、庄内区間を全区間乗っても53.1km、月山ICから最も遠い100km区間が白石ICで98.5kmなので、Maxは151.6km。)
☆例として、7時に酒田ICから入り、9時に宮城川崎ICを出る図が載っているが、
 ・酒田IC→湯殿山IC(制限速度70km区間・41.2km):約35分
 ・湯殿山IC→月山IC(月山道路・21.0km)約21分(道路時刻表による)
 ・月山IC→山形JCT(制限速度70km・37.0km):約32分
 ・山形JCT→宮城川崎IC(制限速度80km・36.1km):約27分
 計:約115分

道路管理者の考える行程なのに、休憩ナシかよ! (;´Д`)
まあ、実際はこの区間なんて(ry
本当は、制限速度で行程組んだら2時間以上かかるんじゃないかと思って計算して、こんな結果になって、少し残念なんですが。

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2005年10月31日 14:20に投稿されたエントリーのページです。

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