酒田署提唱のコメンタリードライビング、給油所などが支援(山形新聞)
なんかこれ、一月くらい前の荘内日報で見た気がするけどいいや。
なかなか聞きなれない「コメンタリードライビング」とは何か、というのを探していたら面白いものを見つけたけど、それは最後に。要するに指差呼称みたいなものかと思ったら、少し違うみたい。自分が運転している状況を口にすることで、危険のシグナルを見落とさないようになったり、急な動きに反応できるようになったりするそうだ。単に大声で歌って眠くならないようにするのとは違うのか。へえ。
で、探していて見つかったのが、
交通事故防止に特効薬あり(山形県警米沢警察署)
これによると、
> なお、本年7月1ヶ月に管内で取り扱った人身交通事故は71件であり、
> このうち『前方不注意』『安全不確認』『動静不注視』『一時不停止』『信号無視』による事故は
> 47件でした。
> この47件の事故の運転者に「声出し運転」あるいは
> 「コメンタリードライビング(実況運転)」について調査したところ、
> この運転法を実践している運転者はゼロでした。
> 「声出し運転」あるいは「コメンタリードライビング(実況運転)」を実践していれば
> この47件の事故は防げたはずです。
コメンタリードライビングを行っていれば47件の事故は防げた!と断言する論理が気になるところ。
まさか、
「47件の事故の中に、コメンタリードライビング実施者はいなかった」
↓
「コメンタリードライビングを実施していれば47件の中に入らなかった」
という小学生でも見抜けるボロボロの詭弁じゃあるまいな!