「ロウ人形喫茶「つづらぬき」を探せ!(その1)」の続編を早々とお送りしたい。というのも、結論がわかっていて、無駄に遠回りするようなやり方は、時間とお金がもったいないからね。「最初っからここに来ればよかったんじゃね?」っていう台詞は喋る気ないので、早速に核心を突くつもりで高畠へ。
やってきました高畠町観光協会。街のことなら観光協会、ロケ地にちなんだものとなればなおさらここは本命だ。どきどきしながら扉を開ける。
応対してくださった方に、とりあえず「つづらぬき」という店の単語だけ話すと、いきなり独り言で「聞いたことないな」。パンフレットを広げて説明を始めたら、職員総出(と言っても4人)で方々探し始めてくれた。あれ?すぐに見つかる予定だったんですけど。
住所録や電話番号簿をひっくり返しても出てこない。インターネットで探しても出てこない。そりゃそうだ、ネットでなら私だって血を吐くほど(うそ)探したよ。話の前提であった、高畠町内というのもとりあえず外し、置賜各地の観光協会に電話してもらう有様。もっとも、大前提として「このお店の話は作り話ではない」というのがあるのだけど。
30分ほどあちこち探してもらったが、結局見つからずじまい。「よく喋りますね」と言われる私も、さすがにこの世にあるのかどうかわからないお店を探してもらっている手前、借りてきた猫のように座ってました。職員の方に「公式掲示板は、関係者の方もご覧になっているそうですから、あそこに書けば、どこからか情報が入ってくるかもしれませんよ」とアドバイスを受けたのだけど、言い出すに言い出せませんでした。
高畠町観光協会のみなさん、お手数をおかけしました。
結論としては、「見つかってねえよ」。いや、参ったな。