ETCセットアップ累計台数が1000万台を突破!!(レスポンス)
ETC車載器セットアップ台数が1,000万台突破!(国土交通省)
というか、1,000万台と言われても実感ないし、利用率が55%って言われても山形にいると料金所渋滞もあまり関係ないんですよね。さて、前にも利用率50%を超えたときに書いたけど、セットアップ台数と利用率との間ってつながりにくいんですよね。実は日本には約7,000万台以上の車が走っているから、実際にETCの普及率はと言うと、10%台なんです。でも、高速道路上を見ると、その10%ちょいの車と、残り8割以上の車との比率がイーブンっていうわけです。ここの不思議に気づかないといけない。JRのSuicaで言うと、東京や仙台での普及率とJR東日本全体での普及率を比べるほどにナンセンスなお話。
いけない、って書いたけど、よく考えれば気づく必要もない。自分がETCで割引を受けられたり、ちょっと都会に出たときに料金所をすかーっと通過できればそれでいいんです。台数やパーセンテージで一喜一憂するのは、国土交通省だとか高速道路株式会社だとか、天下り団体だけでいいんです。
国土交通省のページを見ると、1,000万台を記念してキャンペーンを行うとのこと。好きだねえ、こういう場当たり的なイベント。恩恵に預かれるものは全て預からせてもらうけどさ。