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ETC車載器リース制度がスタート

ETC車載器リース制度実施中!(ORSE・財団法人道路システム高度化推進機構)

昨年の12月に「ETC車載器をお手ごろ価格でリース 国交省が05年度から」というエントリーを書いたが、知らぬ間に制度が始まっていた。
だから、こういうプレスリリースは上手くやれっての。


12月に書いた際には、具体的なシステムとして、

> ・利用者は、取り付け費用+月額数百円程度のリース料で、トータルの支出は1万3,000円程度
> ・支払いは、ETCカードのクレジットカードから引き落とし
> ・リース期間は最長3年間で、利用者が期間を選べる
> ・もちろん、リースが終わったら(つまり一定額を払いきれば)利用者のものになる
> ・2005年度の早い時期に受付開始、100万台程度を予定

と書いたが、具体的にはちょっと違うようだ。例によってHPから読み取れる部分を私が羅列するだけなので、実際にこの制度を利用しようと思っている人は、いちばん上のリンク先から飛んでよく読むことをお勧めする。

まず、費用については、原則として「車載器導入に関するリース・割賦・クレジット払いのうち5250円分を助成する」ということ。私がイメージしていた、「全国一律で、どこかがどばっと定額のリースシステムを構築する」というのが妄想だったらしい。
よって、当然、車載器を取り付ける店によって支払方式もまちまちなので、詳しくは「リース制度取扱店」を見ていただきたい。
ま、概ね12月に書いたような金額なんですけどね。

その他、ほとんど12月に書いたようなのと一緒なんだけど、微妙に異なるのは制度が利用できる台数と期間。延長されるかもしれないけど、今年の9月いっぱいまでだって。しかも先着70万台なので、いっぱいになったらそこで打ち止め。延長されるかも、と書いたのは、「リース制度受付状況」によれば、4/28から5/5までの1週間に受け付けた件数は、23件。うは。
もっとも、大型連休中というのもあるし、これからというのも考えられるけど、どうもやはり全国一律のリースシステムを作れなかったことや、メリットの打ち出し方(5250円の助成って言われても、それだけじゃ他の助成制度と大差ないよ)に問題がある気がしてならない。

そして、何より困ったのはこのシステムが利用できる店の少なさ。全国で僅かに11件だよ。北海道・東北・北陸・中国・九州はゼロだよ。これ今後増えるのかなあ。

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2005年05月06日 09:46に投稿されたエントリーのページです。

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